島津製作所と同志社大学が包括的教育・研究協定を締結
2023年10月、株式会社島津製作所(代表取締役社長:山本靖則)と学校法人同志社 大学(学長:小原克博)が、新たな教育・研究の連携を進めるため、包括的な協定を締結しました。この協定は、双方の強みを活かし、科学と社会の架け橋となる人材育成を目指します。
サイエンスコミュニケーションの重要性
近年、サイエンスコミュニケーションがますます重要視されています。科学的な専門知识を一般市民と共有し、科学的根拠に基づいた対話をすることで、社会的な合意形成に寄与する役割を果たしています。同志社大学は、2016年に「サイエンスコミュニケーター養成副専攻」を開設し、文理を超えた学生に対して、科学と社会の橋渡しとなる人材の育成に取り組んできました。
島津製作所は、社是として「科学技術で社会に貢献する」と掲げており、その理念に基づき、同志社大学の副専攻の発展を支援してきました。受講生向けのインターンシップなどを通じて、実践的な学びの場を提供しています。
連携の具体的な展開
今回の協定に基づき、2026年度以降には更なる展開が期待されています。具体的には「サイエンスコミュニケーター養成プログラムの開発・実施」や、「島津製作所の研究者・技術者と大学院学生の共修」、「新たな共同研究の創出と実施」などに取り組むことが示されています。
特に注目されるのは、サイエンスコミュニケーター養成プログラムです。このプログラムでは、新たに開発するオンデマンド講義を通じて、科学コミュニケーションの基礎知識を学ぶ機会が提供されるほか、大学院レベルの応用講義も実施される予定です。これにより、学際的な取り組みが加速し、島津製作所の社員と大学院生との共同学習による新たな価値創出が期待されます。
未来への期待
この協定は、2031年3月31日までの期間にわたって有効であり、将来的には更なる更新の可能性もあります。島津製作所と同志社大学の連携は、教育・研究の発展に寄与するだけでなく、社会全体への貢献にもつながるでしょう。
今後の双方の活動に注目が集まります。サイエンスコミュニケーションの重要性が高まる中、これらの取り組みがどのように進展し、社会に貢献していくのか、私たち市民も期待を寄せていきたいものです。