ダイニングバーとM&A
2020-09-12 16:18:10

コロナ禍における事業承継の新たな形、ダイニングバーが提案するM&A経験者のサポート

新たなダイニングバーが提案する事業承継支援



新型コロナウィルスの影響で多くの中小企業が経営の厳しさを増している現在、特に事業承継の問題は深刻化しています。後継者のいない127万社以上の中小企業が立ち行かなくなりつつあり、そのために国もM&A(合併・買収)を促進する方針を打ち出しています。そんな中、この状況を打破するために、他に類を見ない形での飲食店がオープンしました。これは「事業承継を考える社長が、自身の経験を語る場」ともなるダイニングバーです。

事業承継とM&Aの現実



このダイニングバーは、M&Aを経験した経営者が集まって運営されています。具体的には、元々「RYO」という海鮮居酒屋を経営されていた石井守氏が事業承継の一環として、M&Aを通じて企業の新しい形を模索しています。彼は2018年に小田急レストランシステムとのM&Aを実施し、2年間の引継ぎを経て「BOUKENMARU(冒険丸)」という新しいダイニングバーを開店しました。

新たな取り組み内容



このダイニングバーならではの取り組みとして、2つのイベントが企画されています。ひとつは、石井氏が過去に経営していた店舗と現在の店舗を巡るツアーです。このツアーでは、M&Aのプロセスや石井氏の実体験をお客様と共有し、M&Aに関する疑問や不安を解消することを目指しています。

もう一つは、彼のYouTubeチャンネル「徹底的に考えて、会社を譲ったセンパイ社長」です。このチャンネルでは、事業承継に関するリアルな意見や経験談が語られ、特に中堅・中小企業の経営者にとっては有益な情報源となるでしょう。週に2〜3本のペースで新しい動画がアップされ、今後はさらに多くのM&A経験者が登場することが予定されています。

事業承継支援の重要性



多くの中小企業が廃業の危機を迎える中、事業承継を通じて経営を継続させていく方法の一つがM&Aであることは明白です。しかし、M&Aにはネガティブなイメージを抱く方も少なくありません。このような状況を打破し、ポジティブな情報を提供できる場が必要です。ダイニングバーBOUKENMARUはその理想的な場となることでしょう。

店舗情報



ダイニングバーBOUKENMARUは神奈川県小田原市に位置し、鴨宮駅から徒歩数分の距離にあります。営業時間は17:00から22:00までで、毎週月曜日が定休日となっています。また、日曜日は予約制で営業しています。経営者の石井氏が大切にしている「家族、従業員すべてが幸せになる経営」を是非体感してください。

お問い合わせ



ダイニングバーでの取材やインタビュー、また事業承継やM&Aに関する取材に関しては、株式会社CASEBASEの原田までご連絡ください。電話またはメールでの取材にも対応しています。

この新たな取り組みを通じて、コロナ禍を乗り越えようとしている中小企業の経営者に希望とヒントを与える存在となることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社CASEBASE
住所
東京都品川区東品川3-11-5512
電話番号

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