新しい装飾表示用フイルム「バンドーグランメッセ®」が登場
バンドー化学株式会社(本社:兵庫県神戸市)は、このたび業界の新標準となる装飾表示用フイルム「バンドーグランメッセ®」の新製品を発売しました。このフイルムは、屋外のグラフィック広告物の施工における新たな可能性を提供します。
開発の背景と狙い
屋外に使用するフイルムは、昼夜の温度差や季節による下地材の収縮などに起因して、施工後に割れ・裂け・剥がれといった不具合に見舞われることがありました。これにより、多くの広告主が悩まされている現象です。バンドー化学は、これらの問題を解決するべく、独自の配合技術を駆使し「しなやかさ」と「下地に対する追従性」を強化しました。これにより、施工後も耐久性と安定性を実現しています。
新製品の特長
インクジェット印刷用メディア「バンドーグランメッセ® GM-NSG、GM-LUG」
このインクジェット印刷用メディアは、主に屋内装飾や屋外看板に利用されます。特筆すべきは、下地に対する高い追従性を持つことです。また、糊面には「エア・スイープ」技術を採用しており、貼り作業の時間を大幅に短縮します。さらに、使用する添加剤は非フタル酸系可塑剤であり、環境や人の安全にも配慮しています。
ラミネートフイルム「バンドーグランメッセ® GM-SSG、GM-SSM」
このラミネートフイルムは、屋内装飾や屋外看板に利用できることから、非常に汎用性が高いです。特に、屋外での耐候性が7年相当とされ、まさに過酷な環境でもその性能を発揮します。グロスタイプ(GM-SSG)とマットタイプ(GM-SSM)の2種類をラインアップし、普段の使用ニーズに応える柔軟性も魅力的です。こちらも、添加剤には非フタル酸系可塑剤を使用しており、環境への配慮がされています。
まとめ
「バンドーグランメッセ®」の新製品は、広告物の施工に伴う不具合を解消し、見た目だけでなく耐久性にも優れた選択肢を提供します。2024年12月から販売開始されるこの製品は、屋外広告の現場での使用が期待されています。今後、さらなる発展が期待されるバンドー化学の技術。その一端を是非体験してみてください。