網屋とサイバージムジャパン、日本橋にサイバーセキュリティトレーニングアリーナ開設
網屋とサイバージムジャパン、日本橋にサイバーセキュリティトレーニングアリーナを開設
深刻化するサイバー攻撃と人材不足という喫緊の課題に対し、株式会社網屋と株式会社サイバージムジャパンは、新たな取り組みとして、実践的なサイバーセキュリティトレーニングアリーナを共同で開設しました。
CYBERGYM日本橋アリーナ
3月30日、東京都中央区日本橋浜町にオープンした「CYBERGYM日本橋アリーナ」は、網屋が運営を担当。最新の設備とカリキュラムで、実践的なトレーニング環境を提供することで、即戦力となるセキュリティ人材の育成を目指しています。
開設記念ウェビナー開催
アリーナ開設を記念し、両社共催によるオンラインウェビナーが4月11日に開催されました。テーマは「世界と日本における最新のサイバー情勢とセキュリティ対策の優先順位」。
サイバージムジャパン取締役COOの松田孝裕氏と、網屋執行役員マーケティング部長の別府征英氏が登壇。世界的なサイバー脅威の現状、日本企業が直面する課題、効果的なセキュリティ対策の優先順位などについて、専門的な視点から解説しました。参加者は無料で、事前登録制でした。
なぜ、今、セキュリティ人材育成が重要なのか?
近年のサイバー攻撃は高度化・巧妙化しており、規模も甚大化しています。大企業だけでなく、中小企業も標的となり、サプライチェーン全体に影響を及ぼすケースが増えています。
総務省の発表によると、2020年には国内で約19万人もの情報セキュリティ人材が不足しているという推計もあります。特に中小企業においては人材不足が深刻で、セキュリティ対策の遅れにつながっているのが現状です。
座学だけでは足りない!実践的トレーニングの重要性
従来のセキュリティトレーニングは座学中心で、知識の習得に偏りがちでした。「頭では理解できるが、実際にどう対応すればいいのかわからない」という課題がありました。
CYBERGYM日本橋アリーナでは、実践形式のトレーニングに力を入れています。参加者は、仮想環境下でサイバー攻撃を体験し、その対処法を学ぶことで、「知っている」だけでなく「対応できる」人材へと成長できます。
網屋とサイバージムジャパンについて
株式会社網屋は、AI技術を活用したログ分析ソリューションやSaaSネットワークを提供するサイバーセキュリティ企業です。国産メーカーならではの強みを生かし、高いセキュリティレベルと使いやすさを両立した製品・サービスを提供することで、日本のサイバーセキュリティ強化に貢献しています。
株式会社サイバージムジャパンは、イスラエルのCYBERGYM社と連携し、独自のサイバーセキュリティトレーニングシステムとプログラムを提供しています。全国各地のトレーニング施設を通じて、人材育成からセキュリティ診断、コンサルティングまで、幅広いサービスを提供しています。
まとめ
CYBERGYM日本橋アリーナは、深刻化するサイバーセキュリティ問題への対策として、非常に重要な役割を担います。実践的なトレーニングを通して、日本のサイバーセキュリティレベル向上に大きく貢献することが期待されます。 網屋とサイバージムジャパンの連携によるこの取り組みは、今後のサイバーセキュリティ業界の動向にも大きな影響を与えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社サイバージムジャパン
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-1-40江戸見坂森ビル
- 電話番号
-
03-6807-4312