舞台『ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死』の続編、パゾリーニの夏が到来
最近、大盛況のうちに終幕を迎えた舞台『ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死』。この熱気がまだ続く中、その後を受けて「パゾリーニの夏」が始まります。このプロジェクトは、イタリア内務省の支援を受けており、日本でパゾリーニを広く紹介することを目的としています。これからのプログラムにはパネルディスカッションやリーディングが予定されており、観客はさらに深い理解を得るチャンスとなります。
パネルディスカッション「多様な声で見るパゾリーニ」
2024年8月27日には、東京国際クルーズターミナルにて「パネルディスカッション」が開催されます。このイベントでは、パゾリーニに関連するさまざまな観点からアーティストが発表し、討論を行います。会場には約150名の参加者が見込まれており、議論はイタリア語と日本語の同時通訳付きで行われるため、多様な視点を持つ人々が参加することができます。
詳細情報
- - 日時: 2024年8月27日(火)3:00 PM - 4:30 PM
- - 場所: 東京国際クルーズターミナル 3F
- - 定員: 150名、参加費: 無料
- - 予約: こちら
リーディング「新しい視点でのパゾリーニ」
続いて、2024年9月3日には、角川武蔵野ミュージアムの本棚劇場で「ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死」のリーディングが行われます。このリーディングは、ティーファクトリー主宰の川村毅氏による構成・演出で行われ、初めての日本語訳が披露されます。リーディングは無観客で収録され、配信は10月3日からYouTubeで行われる予定です。
詳細情報
- - 日時: 2024年9月3日(火)
- - 場所: 角川武蔵野ミュージアム 本棚劇場
- - 出演者: 手塚とおる、笠木誠、谷部央年など、経験豊富な舞台俳優陣が参加
パネリストの紹介
このパネルディスカッションには、イタリアの劇作家であるジャン・マリア・チェルボ氏、画家ニコーラ・ヴェルラート氏、作家ラウラ・今井・メッシーナ氏など多彩なパネリストが登壇します。彼らがどのようにパゾリーニの作品を解釈し、ディスカッションを展開するのか、大変興味深い内容が期待されます。
まとめ
「パゾリーニの夏」は、観客にパゾリーニの深い世界を見せる貴重な機会となることでしょう。これまでの舞台を楽しんできた人々はもちろん、初めてパゾリーニに触れる人々にも新たな視点が提供されるイベントです。ぜひご参加をお勧めします。