韓国のサックス奏者、キム・オキの最新作『Saint Kim Oki(Holiday Edition)』のアナログ盤が、国内での流通を開始します。このアルバムには、人気ミュージシャン折坂悠太の参加が発表され、2025年のフジロックフェスティバルへの出演が大きな注目を集めています。
『Saint Kim Oki』は、これまで韓国のレコードショップ「Sounds Good Store」限定での発売でしたが、今後は日本国内でも手に入るようになります。キム・オキは、自身の代表曲「Cotard’s Syndrome」や新録バージョンの「Shine like a Sunlight」、さらには名作『Greeting』に収録された「To My Star」など、メディテイティブなアンビエント・ジャズを聴かせてくれています。
アルバムは、丸みを帯びた優雅なサウンドを持ち、リスナーを心地よく包み込むような作りになっています。収録曲には、インストゥルメンタル・バラードが多数含まれており、特に「Bye」という曲は、日本独自企画のベスト盤『Love Japan Edition』にも収められており、インスト/ショート・バージョンが新たに録音されています。これにより、キム・オキの音楽がどのように進化したのかを感じることができます。
今回発表されたアナログ盤は、YELLOW & ORANGE & RED MARBLED VINYL仕様の3rd Press盤であり、そのカラーリングが視覚的にも楽しませてくれます。また、RED MARBLED CLEAR VINYL仕様である2nd Press盤も数量限定で販売予定です。
リリースは2025年7月25日(金)で、価格は5,500円(税込)とお求めやすい設定です。このアルバムは、ボーカルを使用せず、楽器のみで構成されており、聴く人に静かなる安らぎを提供してくれます。キム・オキは、彼自身の音楽スタイルに加え、様々なジャンルや要素を取り入れた作品を次々と生み出しています。
アートワークも注目のポイントで、デザインを手掛けたのはSeo Kyungsoo。視覚的な魅力を通じて、音楽と共鳴するような作品に仕上がっています。アナログ盤の販売は、ディスクユニオン限定となりますので、ファンやコレクターはお早めにチェックしておくことをお勧めします。
キム・オキの音楽は、日常の喧騒から離れたいときや、ゆったりとした時間を楽しみたいときにぴったりです。アルバムのリリースを待ちながら、彼の活動にも注目し続けたいと思います。インストゥルメンタル・ジャズの新たな潮流を感じられる本作は、きっとあなたの音楽ライブラリに欠かせない一品になるでしょう。ぜひこの機会に、キム・オキの素晴らしい世界を体験してみてください!