梅花女子大学とベアミネラルの取り組み
クリーンビューティーを推進するブランド「ベアミネラル」が、梅花女子大学との産学連携プロジェクトを通じて新たなミネラルベール UVパウダーを発表します。この取り組みは、2024年4月に始まり、学生たちの独自の視点が反映された製品のマーケティング施策が鍵となる予定です。
プロジェクトの背景
ベアミネラルを輸入販売するオルヴェオン グローバル ジャパン株式会社は、女子大学生たちの感性を活かすために、このプロジェクトを立ち上げました。女子学生は、時には可愛いデザインや手ごろな価格を重視する傾向があるため、デパートコスメであるベアミネラルに対する親しみを持たせることが目標です。さらに、持続可能な選択肢が化粧品選びにおいて考慮されるようになることを目指しています。
学生のクリエイティブな提案
プロジェクトには、学生たちが考案した様々な施策が含まれています。以下はその中のいくつかのユニークなアイデアです。
- - Aグループは、忙しい女子大生をターゲットにした「ソッコー盛れ顔復活キット」を提案しました。彼女たちは、メイクにかかる時間を短縮したいというニーズに注目し、具体的な提案を行いました。
- - Bグループは、アスリートとチアリーダーを狙った「Natural Beauty Lasting Kit」を発表。運動中でも化粧が崩れにくいことを強調したプレゼンテーションで、説得力のある内容が評価されました。
- - Cグループは、社会人と女子大生を比較し、保湿の重要性に焦点を当てた施策を提案。ユニークなアプローチとしっかりしたデータ分析が高く評価されました。
- - Dグループは、ファンデーションとのセット販売を提案し、SNSを活用して試供品やクーポンの配布を計画しています。
プレゼンテーションへの評価
7月16日に行われた最終プレゼンテーションでは、学生たちの創造力と論理的な思考が際立ち、審査員からも高い評価を得ました。ベアミネラルの担当者は、ターゲット設定や市場データの活用、動画制作のクオリティに感銘を受け、学生たちの発想力や実行力に期待を寄せています。特に、動画コンテンツが視聴者を惹きつける工夫が多く盛り込まれており、商品の魅力を効果的に引き出していました。また、マーケティング施策を通じて、女子学生が持つ強みを大いに活かし、実際のビジネスシーンに通じる経験を得る貴重な機会となりました。
梅花女子大学の展望
梅花女子大学は、1878年の設立以来、女性の自立とキャリア形成を支援してきました。現在も、全ての学生が様々な企業との産学連携を通じて実践的な学びを積むことを重視しています。その中で、約360件の連携プロジェクトは、全国でもトップクラスの実績を誇ります。
今回の産学連携プロジェクトを通じて、学生たちは「ベアミネラル」との関わりを深め、今後のキャリアに役立つスキルを磨くことが期待されています。化粧品業界におけるクリーンな理念を体現し、未来の美を創造するために、学生たちの挑戦は続きます。今後もあらゆるアイデアが商品化され、ベアミネラルの公式オンラインショップや阪急うめだ本店で展開される予定です。