株式会社アプロリンクがGPUダイレクト機能の新カメラを発表
千葉県船橋市に本社を置く株式会社アプロリンクは、最新のGPUダイレクト機能を利用した新たなカメラシステムを発表しました。このシステムは、接続したカメラから長時間の大容量データを効率的に取り込むことができる優れた技術を搭載しています。特に、フルHDで3000フレームという驚異的な速度でのデータ取込を実現しており、これにより画像処理や分析が飛躍的に向上します。
新たに追加されたカメラモデル
今回の発表では、Ximea社のPCIeインターフェース技術を活用し、新たに3つのカメラモデルがラインナップに加わりました。これらのカメラはすべて、あらかじめ用意された一般的なインターフェースに変換することなく、PCIeバスへ直接アクセスできるため、データの転送速度が大幅に向上しています。
PCI-Expressインターフェースの特長
- - 高速インターフェース: PCIe x8 Gen.3による64Gbpsの帯域幅を持っています。これにより、高速なデータ転送が可能になります。
- - 高フレームレート: 200万画素の解像度で2000フレーム/秒を超える撮影が可能です。
- - リアルタイムデータ転送: PCIeエンドポイントに直接接続するため、遅延がほとんどなくリアルタイムでのデータ取得が行えます。
- - 高いCPU効率: DMAを活用した転送方式のため、CPUに負荷をかけずにデータ処理が行えます。
- - 遠距離転送に対応: 光ファイバケーブルを利用することで、最大100mの長距離転送が可能となります。
- - マルチカメラシステム構築が容易: 複数のカメラを同時に接続できるため、簡単にマルチカメラシステムを構成できます。
会社概要
株式会社アプロリンクは、2006年に設立され、これまでに多くの海外および国内の画像処理機器を紹介・販売してきました。画像処理機器の提供だけでなく、製造および研究向けの情報サイトを運営し、様々な技術情報の発信にも貢献しています。
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新たなカメラシステムの導入により、アプロリンクは今後も高品質な画像処理ソリューションを提供し、業界の発展に寄与していくことでしょう。