大人気ミステリシリーズ最新作!『明智恭介の奔走』がついに刊行!
「屍人荘の殺人」で一躍人気作家となった今村昌弘氏の最新作『明智恭介の奔走』が、6月28日に刊行されました。
今作は、シリーズの中でも特に人気の高いキャラクターである明智恭介を主人公に据えた、待望の短編集です。
『屍人荘の殺人』より前の時代、明智恭介がまだ神紅大学ミステリ愛好会会長だった頃、助手である葉村譲と共に遭遇した五つの事件が、今村昌弘氏お得意の巧みなトリックと人間ドラマで描かれます。
明智恭介の知られざる過去に迫る!
今作では、大学のコスプレサークルで起きた盗難事件や商店街で囁かれる日常の謎、夏休み前に発生した試験問題漏洩事件など、バラエティに富んだ事件が明智恭介の前に立ちはだかります。
明智恭介は、持ち前の行動力と想像力で、葉村譲と共に事件の真相に迫っていきます。
本書には、明智恭介らしさ全開の「泥酔肌着引き裂き事件」や、アルバイト先の探偵事務所で現場デビューを果たした「手紙ばら巻きハイツ事件」など、読み応え抜群のエピソードが満載です。
各話には、古典ミステリへの言及も散りばめられており、ミステリファンなら思わずニヤリとしてしまうこと間違いなしです。
明智恭介の魅力が爆発!
猪突猛進な時あれば、頭脳明晰な時もあり、時に人間味あふれる姿を見せる明智恭介。彼の魅力は、読者を惹きつけるだけでなく、愛すべきキャラクターとして、深く印象に残ります。
明智恭介の物語を待ち望んでいた読者からは、すでに多くの喜びと絶賛の声が寄せられています。
「ずっと会いたかった人にやっと会えました。それも最高のかたちで。」(浦和 蔦屋書店 唄健一郎さん)
「明智先輩に振り回されながらも、日常に潜む謎や事件や珍事件を追う葉村くん、楽しそう!いや、確実に楽しいでしょ!だって、読んでるこっちがこんなにも楽しいんだもの!」(東京旭屋書店 新越谷店 猪股宏美さん)
全国5都市でサイン会ツアー開催!
『明智恭介の奔走』刊行を記念して、全国5都市を回るサイン会ツアーが開催されます。
著者と直接交流できる貴重な機会ですので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
詳細や最新情報は、特設サイトをご覧ください。
https://special.tsogen.co.jp/kenzakihiruko
ミステリファン必見!
今村昌弘氏の最新作『明智恭介の奔走』は、ミステリファンならずとも楽しめる、一級のエンターテイメント作品です。
明智恭介の魅力が詰まった本作を、ぜひ手に取ってみてください。
書誌情報
明智恭介の奔走
今村昌弘
判型:四六判上製
ページ数:296ページ
ISBN:978-4-488-02906-7
定価:1,870円(税込)
装画:遠田志帆
* 装幀:鈴木久美
著者プロフィール
今村昌弘(いまむら・まさひろ)
1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。
2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞3位に選ばれるなど、高く評価される。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』、第3弾『兇人邸の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。他の著作に『でぃすぺる』がある。