パーソルキャリアが新たな本社移転を実施
パーソルキャリア株式会社(以下、パーソルキャリア)が、22年ぶりに本社を移転しました。この移転には、オフィス仲介の大手、三幸エステート株式会社(以下、三幸エステート)が物件選定と仲介を支援しました。新本社の運営が開始されたタイミングで取材を行い、そのプロジェクトの背景や特徴、目指すオフィスの形について詳しくお伝えします。
旧オフィスからの変遷
パーソルキャリアはかつて、丸の内・大手町エリアを中心に複数の拠点を持っていましたが、コロナ禍を経て、出社率は全社平均で約30%まで減少し、一部の部門では10%程度にまで落ち込みました。この状況を受けて、契約更新のタイミングが本社移転を検討する契機となりました。その結果、ただの拠点集約ではなく、オフィスの根本的な役割について問い直すことに至りました。オフィスが持つべき意義を再定義し、同社の使命である「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」推進するための場を目指しました。
三幸エステートの提案
三幸エステートは、既存のイメージに縛られず、銀座や赤坂、田町、日比谷など幅広いエリアから物件を選定しました。彼らは、単に物件の立地や賃料、周辺環境のみならず、オフィスビルのコンセプトやデベロッパーの考え方まで考慮し、総合的な視点でサポートしました。
このような多角的なアプローチにより、パーソルキャリアが目指す「ミッションを推進する場」としてのオフィス像との親和性が高い物件を見つける助けとなりました。
新本社のコンセプト
新たに構築された本社は、「GIVE POWER - the place to gain, share and enhance OUR power -」をコンセプトに掲げ、約3,600坪の広さを持つオフィスとなりました。ここでは、各フロアが自由に使われ、従業員自身が運用・育成することを目指しています。特に、21階にはイベントスペース「OPEN LOUNGE」が設けられ、従業員同士の交流を促進する場として利用されています。また、20階には従業員用のカフェもあり、コミュニケーションのハブとして機能しています。
担当者の見解
三幸エステートの担当者、高杉智晴氏は、「今回の物件選定では、多角的な視点から幅広い提案を行いました。パーソルキャリア様のニーズを深く理解し、そのオフィス像との親和性を重視しました。22年ぶりの本社移転を支援できたことを大変嬉しく思います」とコメントしています。
プロジェクト概要
- - 会社名:パーソルキャリア株式会社
- - 所在地:東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ森JPタワー
- - オフィス利用人数:約3,000名
- - 三幸エステートの役割:本社移転に関する物件選定・仲介
このように、パーソルキャリアの本社移転は、ただの物理的な移動に留まらず、今後の働き方を見据えた新しいオフィスのあり方を示唆するものとなりました。今後、どのように新しいオフィスが活用されていくのか、非常に楽しみです。