ジャルパックがAIを駆使した新たな広告手法「WE TRUCK」を導入

ジャルパックが進化した広告手法を導入

旅行業界の先駆けとして、株式会社ジャルパックが新たな広告手法「モビリティAIサイネージ」を導入しました。この技術は、株式会社WE TRUCKが提供するもので、AIカメラを活用して視認分析や効果測定を行うことができる画期的なシステムです。2024年のJALPAKブランド誕生60周年を祝う大感謝祭タイムセールに合わせて、実証実験が行われる予定です。

WE TRUCKとは

WE TRUCKは「走る広告」をコンセプトにしたサイネージです。従来の静的な広告とは異なり、走行する車両に搭載されているこのサイネージは、街を走ることで高い視認性を誇ります。このAIカメラによる技術により、通行人の視認数や属性—性別や年代—をリアルタイムで分析し、広告効果を測定することができます。

実証実験の概要

2024年10月に、大阪の心斎橋・梅田エリアを中心に実施されるこの実証実験では、JALPAKのキャンペーン広告が掲出された車両を走行させ、接触した人々の行動を追跡する予定です。

具体的には、視認性とその影響を測定するためのデータ収集を行い、どれだけの人々が広告を見て、実際にキャンペーンサイトにアクセスしたのかを計測します。これにより、屋外広告の効果を科学的に分析できる可能性が開かれました。

ジャルパックとWE TRUCKのコメント

ジャルパックの担当者は、屋外広告の効果測定が難しいとされている中で、今回の試みに期待を寄せていると述べています。「日常に溶け込む広告媒体としての役割を果たし、消費者の行動にどう影響するかを分析することで、今後の広告戦略に活かしたい」と語ります。

一方、WE TRUCKの担当者も、屋外広告の可能性を広げるこの技術に自信を見せ、効果測定を通じて新たな広告手法を確立したいとの意気込みを示しています。

キャンペーンの詳細

「JALPAKブランド誕生60周年大感謝祭」は、特設サイトでの予約が可能で、2024年10月1日から15日の期間中に提供される特別プランが用意されています。実施エリアは、大阪の主要商業地区である心斎橋と梅田です。

ジャルパックの背景

ジャルパックは、1965年に日本初の海外旅行パッケージ商品として誕生し、旅行業界の進化に貢献してきました。お客様とのつながりを大切にし、新しい旅のスタイルを共に創造することを目指しています。また、2025年にはブランド誕生60周年を迎えることから、さらなるキャンペーンやサービスの展開が期待されています。