防災訓練「炊き出し食堂」
2025-02-07 15:28:49

地域の絆を深める防災訓練「炊き出し食堂」の取り組み

地域の絆を深める防災訓練「炊き出し食堂」の取り組み



生活クラブ生活協同組合愛知は、2023年10月に名古屋市天白区において、南海トラフ地震への備えとして炊き出し訓練「あったかごはん食堂」を実施しました。このイベントは県内の他の4つの生協と、災害支援活動を行うNPO法人レスキューストックヤードと共同で行われました。

防災の重要性を再確認



名古屋センターの周辺地域では、2000年の東海豪雨時に約2,800世帯が浸水し、大きな被害が発生しました。このような過去の経験を踏まえ、地域住民に災害に備える意識を高めることが、今回のイベントの大きな目的です。親子連れを含む約100人が参加したこの日、参加者は温かい食事を楽しみつつ、防災に関するさまざまな活動に参加しました。

知識と交流の場



炊き出しでは、生活クラブの無塩せきポークウインナーを使用したポトフと、缶詰のコーンを使った炊き込みご飯が提供されました。参加者たちは料理を楽しむだけでなく、新聞紙を使ったスリッパ作りやトイレ対策に関するパネル展示を通じて防災について学びました。このイベントは「炊き出し訓練」と「地域食堂」の要素を融合させ、参加者間の交流を促進することにも重点を置いています。実際に炊き出しコーナーでは、住民同士の楽しい会話が交わされていました。

地域のつながりを強化



地域のつながりが防災活動には不可欠です。参加者からは、「災害意識が高まり、温かい食事が心を温める」との声が寄せられました。また、「トイレの重要性についての実演が非常に役立った」といった意見もあり、個々の防災対策についての見直しを促す内容となりました。そういった活動を通じて、参加者は自らの防災意識を新たにしました。

今後の取り組み



生活クラブでは今後も、愛知県内の生協と協力し、地域のつながりを深めるための取り組みを続けていく意向を示しました。災害が頻発する時代において、地域住民の結束力を強化することが、いざという時の大きな力になります。生活クラブは、食を通じたつながりを武器にすることで、地域の人々の活力を守り続けるでしょう。

生活クラブの理念



生活クラブは約42万人の組合員から成り立っており、持続可能な生活スタイルの実現に向けて、安全性や健康に配慮した商品の共同購入を行っています。また、生協との協力を通じて地域の福祉や居場所づくり活動を展開し、地域貢献を果たしています。これからも、地域の絆を深める活動に力を入れ、SDGsの理念に基づいた持続可能な社会の構築を目指していきます。


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会社情報

会社名
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル 5階(代表・総務部)
電話番号
03-5285-1771

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