ファイティングイーグルス名古屋とサントリーのコラボレーション
ファイティングイーグルス名古屋は、サントリーと連携し、新たなリサイクルプログラム「ボトルtoボトル」の取り組みを開始しました。このプロジェクトは、使用済みのペットボトルを回収し、再利用可能なペットボトルとして生まれ変わらせるもので、地域社会と連携した持続可能な環境づくりを目指しています。
プロジェクトの背景
ファイティングイーグルス名古屋は、地域貢献活動の一環として、環境問題にも積極的に取り組んでいます。サントリーは、その企業理念に「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造する」ことを掲げており、2030年までに「100%サステナブル化」を目指すとしています。両社の理念が一致したことから、今回の「ボトルtoボトル」プロジェクトが誕生しました。
実施内容について
10月5日より、名古屋市内のいくつかのスポーツセンターで開催されるファイティングイーグルスのホームゲームにて、使用済みペットボトルの回収が行われます。会場では、株式会社三清社が使用済みボトルを収集し、豊通ペットリサイクルシステムズ株式会社に運搬します。そこでリサイクルされたペットボトルは、新たな飲料用容器として再利用される予定です。
さらに、ファンの皆さんに向けて、分別の重要性を伝える啓発活動も行われます。新しくデザインされたリサイクルボックスが設置され、さらにパネル等を使ってペットボトルの分別投与を促進します。この取り組みを通じて、サポーターをはじめ多くの方々に環境意識を高めてもらいたいという思いがあります。
持続可能な社会の実現を目指して
サントリーは、持続可能な社会の実現に向けた様々な技術革新を行ってきました。2012年には国内の飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入し、その後も新技術を積極的に開発・導入しています。今回のプロジェクトもその一環で、2030年までに全てのペットボトルをリサイクル素材か植物由来素材に転換することを目指しています。
豊通ペットリサイクルシステムズの役割
豊通ペットリサイクルシステムズ株式会社は、国内で回収されるペットボトルを原料にしたリサイクルペレット製造を行っています。これにより、温室効果ガスの削減と再循環への貢献を進めています。彼らの目標は、飲料ボトルを常に飲料ボトルとしてリサイクルすることで、持続可能な循環型社会の構築です。
まとめ
ファイティングイーグルス名古屋とサントリーの共同プロジェクトは、地域社会における環境意識の向上と持続可能な社会の実現に向けた第一歩です。今後も、リサイクル活動を通じて、ファンや地域の方々に環境保全の重要性を伝えていくことでしょう。ぜひ、試合観戦に足を運び、この取り組みに参加してみてください。