福島県と山口学園の連携
2024-10-08 15:16:02

学校法人山口学園と福島県が連携協定を締結し復興支援へ向けた取り組みを強化

学校法人山口学園と福島県が連携協定を締結



2024年9月4日、学校法人山口学園は福島県と連携協定を締結しました。この協定は、福島県が抱える様々な社会課題に対応し、復興支援や人材育成を目的としています。地震や津波、原発事故といった厳しい災害を乗り越えた福島県の知見を学び、発信することで、持続的な社会の発展を支援します。

連携協定の目的


協定の主な目的は、以下の三つの項目に分かれています。
1. 人材育成
山口学園は東日本大震災や福島の復興に関心を持つ人材の育成に取り組む方針で、福島県はその情報を学生に伝える講義などに協力します。

2. 復興活動の情報発信
山口学園は、県産品を活用したイベント開催時に収益の一部を寄付し、福島県は復興の魅力や現状についての情報提供を行います。

3. 地域の魅力発信と風評払拭
山口学園は関西圏で福島の魅力を発信し、留学生に向けて現地の情報を広めます。福島県はそのためのPR資材を提供し、相互に協力し合います。

交流の実績


これまでの活動として、学生たちによるチャリティイベント「カフェ・ラポール」が挙げられます。この取り組みは東日本大震災直後に始まり、在学中の学生たちの手で運営されてきました。毎年催されており、全収益が福島県へ寄付されています。これまでに、8,154,701円が福島に寄附されるなど、長期にわたる支援活動を展開しています。

新しい取り組み「つなぐ福島」


また、山口学園の新たな選択授業『つなぐ福島』では、学生が実際に福島を訪れ、現地の復興状況や魅力を学ぶ機会が設けられています。この授業を通じて、学生たちは福島の実情を自らの言葉で伝えることに挑戦する意義を見出しています。受講生の張晏寧さんは、自身の台湾出身という背景を活かし、福島の魅力をSNSなどで発信する重要性を強調しています。

今後の展望


山口学園の酒元英二理事長は、今回の協力による意義を強調し、学生たちが「困った人を助ける」という理念のもと、福島の復興に向けた支援活動を続けることへの決意を示しました。福島県の内堀雅雄知事も、長年にわたる支援に感謝し、地域の魅力を継続的に発信することの大切さを語りました。

この連携協定により、山口学園と福島県は相互に協力しながら、地域振興や復興支援の新たなモデルを構築していくことを目指しています。


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会社情報

会社名
学校法人 山口学園 ECC国際外語専門学校
住所
大阪府大阪市北区中崎西2丁目1番6号
電話番号

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