横引シャッターの未来
2025-03-18 10:03:24

足立区の未来を担う「株式会社横引シャッター」の挑戦とビジョン

株式会社横引シャッターの挑戦



東京都足立区に本社を持つ「株式会社横引シャッター」は、創業39周年を迎え、新たな未来を描く2代目社長・市川慎次郎氏が率いる企業です。先代の教えを受け継ぎつつ、地元・足立区への貢献を目指した経営哲学の根底には、「好きな仲間と楽しく働く」という信念があります。

創業の歴史と経営の波乱



創業者・市川文胤氏が1970年に立ち上げた「株式会社中央シャッター」から始まり、1986年に創業された横引きのシャッターが主力商品となりました。一時は180人の従業員を抱える規模に成長するも、経営危機が続きました。特に2004年には、9億円もの借金を抱えた時期もありましたが、慎次郎氏が入社し、経営改善に努めました。

2012年に先代が急逝し、慎次郎氏は2代目社長として新たな責務を担うことになりました。当初は社員数が11名にまで減少し、存続のために努力を重ねましたが、現在では30名の社員と共に「横引シャッター」を盛り上げています。

先代の教えと経営哲学



慎次郎氏は、先代が残した「商いは利益追求だけではない」という理念を大切にしています。「他人様に喜んでもらってこそ商いだ」という信念は、今でも彼の経営の指針となっており、幸せな職場環境の創出に注力しています。

未来へのビジョン



2代目社長としての慎次郎氏は、役割を「徳川秀忠のような存在」と表現します。経営の基盤を維持しながら、時代に合った形で進化させることに挑んでいます。今後30年を見据えた計画では、次世代の土台作りや世代交代を含む3段階の戦略を立てており、特に3代目には自身の息子を想定しています。教育を通じて将来の経営者意識の醸成に取り組んでいます。

地域貢献と社会的責任



慎次郎氏は地域貢献にも積極的で、足立ブランドへの参加や社会福祉への寄付活動を行っています。自社が有するネットワークを活かし、地域の企業と連携していく姿勢は評価されています。特に、障がい者施設のパンを定期的に購入し、社員の福利厚生に活用する取り組みは注目されています。

得意分野での「できること」を追求し、先代の理念を引き継ぎながらも独自の経営スタイルを築いていく横引シャッター。その姿勢は地域への恩返しにも繋がり、持続可能なビジネスの在り方を示しています。

今後の展望と目標



2025年に迎える創業40周年に向け、社員が心地よく働ける環境作りに尽力する「株式会社横引シャッター」。今後もどのような進化を遂げていくのか、そして足立区への貢献がどのような形で広がっていくのか、注目が集まっています。


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会社情報

会社名
足立ブランド
住所
東京都足立区中央本町一丁目17番1号足立区産業振興課
電話番号
03-3880-5869

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