下北沢のアイスクリーム店CHAICE、大学生スタッフによる新運営モデルを開始！

下北沢のアイスクリーム専門店「CHAICE」とは

東京都世田谷区下北沢にある「CHAICE(チャイス)」は、アイスクリーム専門店として名を馳せています。2025年2月からは、大学生スタッフだけで運営する新たな取り組みを開始すると発表しました。これは、経営コンサルティング事業を行う株式会社パジャ・ポスが提案した「自律成長型組織」の一環であり、今後の日本経済を担う人材育成を目的としています。

大学生のみで運営する理由

CHAICEの代表取締役を務める池本克之氏は、学生が働くことで将来の市場価値を高める必要性を感じていました。一般的なアルバイトでは、遅刻や欠勤を避けることを重視しますが、CHAICEでは大学生がもたらす新しいアイデアや考え方を重視しています。実際、これまでに約3,600名が応募し、シフトや職場の柔軟さをアピールすることで多くの反響を得ました。

大学生スタッフの業務内容

運営に参加する大学生は、実際に店舗の管理業務や在庫管理、さらにはSNSの運用など多岐にわたります。特に注目すべきは、商店街組合からの委託業務や、公共の場の管理も大学生が行うという点です。これらの業務を通じて、彼らは実践的なスキルを習得し、自らの成長につなげています。

さらに、CHAICEでは「Corporate Culture Standard（通称CCS）」という冊子が用意されており、全ての大学生スタッフに配布されています。CCSでは、スタッフに求められる理念や行動基準が明文化されており、3か月ごとに更新されます。これにより、企業文化の理解を深める一方で、統一された指導が行われます。

大学生が学ぶべきこと

定期的に行われる研修では、CHAICEを運営することを通じて「市場価値を上げる」ために必要な考え方や行動様式が授けられます。例えば、積極的に提案を行うことや、現場での判断力を養うことが重視されています。池本氏は、大学生がこれらの経験を積むことが未来の職業における重要な背景となると信じています。

季節限定メニューとトッピングの楽しみ

CHAICEでは、年中楽しめるアイスクリームメニューが豊富です。冬の限定メニューには、日本酒やマロングラッセ、栗粉のモンブランアイスなどが用意されています。また、通常メニューも抹茶やストロベリーなど多様なフレーバーから選べます。さらに、トッピングの種類も豊富で、ユーザー自身が好みの組み合わせを見つける楽しみも提供しています。