国産キビソ体験
2023-04-19 09:00:01

京都の伝統と未来を紡ぐ!国産キビソを用いたボディタオルの魅力

京都西陣織の伝統と新しい挑戦



京都の西陣織は、長い歴史を持つ伝統工芸のひとつですが、近年その歴史が危機に瀕しています。国内の養蚕業は徐々に衰退し、現在、国内で絹糸を製造する会社はわずか2社しか残っていません。そこで、我々はこの伝統を継承し、未来へつなげるための取り組みを始めました。その一環として、国産キビソを使用したボディタオル「キビソ肌友だち輪奈」を開発しました。

キビソとは何か?



キビソは、蚕の繭の外側にある糸で、通常は製糸工程で処分されてしまいます。しかし、キビソに含まれる絹たんぱく質「セリシン」は、肌にとても良い特性を持っています。このセリシンには、高い保湿力と抗酸化作用があり、肌の健康を守る効果が期待されます。

保湿力と抗酸化作用



キビソの魅力の一つは、その優れた保湿力です。セリシンは人の肌の天然保湿因子(NMF)と非常に似た構造を持ち、肌にしっとりと馴染みます。これにより、洗浄後でもしっとりした肌を実感できます。また、セリシンは活性酸素を抑える能力があるため、肌の老化を防ぐ効果も期待されています。紫外線からの保護機能も持ち合わせており、シミやソバカス防止に役立つとも言われています。

開発に込めた想い



私たちは、シルクの伝統を後世に受け継ぐため、まずはシルクという素材を身近に感じてもらうことが重要だと考えています。そのために、キビソを使用したボディタオルの開発に着手しました。毎回の洗濯で、肌の美しさを引き出すお手伝いをしたいと願っています。このプロダクトには、繭を2000個以上使用しており、こだわり抜いた編み地が心地よい洗い上がりを提供します。

復興への道



私たちの取り組みは単なる商品開発にとどまりません。西陣織の技術や知識を活かし、新たな産業の形を築くことを目指しています。少しずつでも多くの人々にシルクの魅力を知ってもらい、国内の養蚕業が再び賑わう日を夢見ています。

まとめ



西陣織という伝統に新たな息吹を吹き込み、国産キビソによるボディタオルでより多くの方々に美しさを届ける。この挑戦は、国内での絹生産の復興につながると信じています。是非、「キビソ肌友だち輪奈」を手に取って、その特長や魅力を実感してみてください。保湿力と肌への優しさにあふれた、お肌の新しい友となることをお約束します。

会社情報

会社名
渡文株式会社
住所
京都府京都市上京区浄福寺通上立売上ル大黒町693
電話番号
075-441-1111

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