鬼祭と子どもたち
2026-02-06 16:02:26

豊橋の鬼祭に向けた子どもたちの面作り体験と地域伝統の継承

豊橋の鬼祭に向けた子どもたちの面作り体験



豊橋市で毎年開催される「豊橋鬼祭」は、地域の伝統文化が息づく祭りです。毎年2月の第2土曜日と日曜日の2日間、安久美神戸神明社で行われるこの祭りは、春の訪れを告げるイベントとして知られています。祭りのハイライトである「天狗と赤鬼のからかい」では、荒ぶる神の赤鬼が天狗に懲らしめられ、きっと誰もが楽しめる見どころが満載です。赤鬼が撒くタンキリ飴や白い粉を求めて、観客たちが集まる様子はまさに圧巻です。

今年は、豊橋の地域伝統をより深く理解するための特別なイベントが八町小学校で行われました。「豊橋張り子保存会」のメンバーが訪れ、地域の人々に愛されてきた張り子の技術を子ども達と共に学ぶ機会を提供しました。かつて鬼祭の露店で見ることができたこれらの作品が姿を消した後、2017年に再び技術の継承が始まりました。

八町小学校では、児童たちが粘土型に紙を重ねる作業からスタート。この日は、白い面にアクリル絵の具で色を塗る工程に取り組みました。「色を選ぶのが楽しい」「自分だけの鬼を作りたい」と子どもたちは自分の個性を表現しながら、一生懸命仕上げました。

印象的だったのは、保存会のメンバーからのアドバイス。「鬼の角の裏側もしっかり塗っておこう」と正確な仕上げを促す言葉がけに、児童たちは一層集中して取り組みました。その後、目や口の表情を細筆で描く作業に移ります。保存会の加藤代表から「お面に命を吹き込んで」と言われ、子どもたちの目は真剣そのものでした。

中には祭りに参加したことがある生徒もいて、「黒い影をしっかり書いたので、天狗がかっこよく見えるようにしました!」「彫りを深く見せることで迫力を出そうと工夫したんです」という熱い思いを語ってくれました。

豊橋鬼祭は、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。この祭りの開催には、多くの地域住民が参加し、運営に携わっています。八町校区全体がこの祭りを盛り上げる役割を担っています。今回の面作り体験は、地域の伝統文化に触れ、その意義を感じる貴重な機会となりました。子どもたちがこの体験を通じて、地域への愛着を深め、次世代につなげることが期待されます。

仕上げた面は、後日ニスで仕上げが施され、秋に開催される「ええじゃないか豊橋まつり」で展示されます。このように、地域の伝統が次世代に受け継がれ、多くの人々に愛されていくことを願っています。


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