いわきFC、秋本真吾コーチの新たな挑戦
いわきFCは、秋本真吾スプリントコーチが2026シーズンよりスプリントアドバイザーに就任することを発表しました。秋本コーチは、走りに特化した専門的なコーチングで選手たちのパフォーマンス向上に寄与してきた実績を持ち、新たにチームのスプリント技術をさらに進化させる使命を担います。
秋本真吾の経歴
秋本真吾(1982年4月7日生まれ)は福島県の大熊町出身で、2012年まで400mハードルの選手として活動していました。その後はスプリントコーチとして多くのプロスポーツ選手に指導を行い、特にプロ野球界やJリーグでの経験が豊富です。以下のチームでのコーチング歴があります:
- - 2010年〜2012年:オリックスバッファローズ
- - 2016年〜2021年:阪神タイガース
- - 2022年〜:埼玉西武ライオンズ
- - 2022年〜:いわきFC
彼は高校や大学のスポーツチーム、さらには若手選手たちに至るまで、幅広い年代の選手にスプリント技術を伝授してきました。
新たな役割への期待
秋本氏は、いわきFCでの4年間の活動を振り返り、次のようにコメントしました。「スプリントコーチとしての専門職を正式に採用してくれたクラブに感謝しています。私の夢は、スプリントコーチが全てのスポーツチームに存在する未来を創ることです。それが実現しつつあることで、このクラブに誇りを持っています。」
彼は「日本のフィジカルスタンダードを変える」「90分間止まらない、倒れない」という明確なビジョンを持ち、選手たちのトレーニングに情熱を注いできました。その効果が現れ、いわきFCはJリーグの中でも最も走ることに特化したチームとなったと自負しています。これは選手たちの信頼やスタッフのサポート、そして応援してくれるサポーターの存在があったからこそ実現した成果です。
SPRINT COACH PROJECTとの連携
いわきFCは秋本氏が代表を務める「SPRINT COACH PROJECT」と公式パートナー契約を締結し、スプリント技術を取り入れた新しい挑戦を続けています。今後、秋本氏はスプリントアドバイザーとしての役割を新たにスタートさせ、いわきFCのフットボールをさらなる高みへと引き上げるために貢献することを誓っています。
「私の最も弟子となる者にスプリントコーチとしての役割を託け、より多くの情熱を持った指導を行わせます。いわきFCのフットボールで、魂の息吹を感じるプレーに貢献できることを嬉しく思っています。」と、秋本氏はさらなる期待を寄せています。
このように、いわきFCはプロスポーツ界においてスプリント文化の普及と選手の体力向上に向けて、秋本真吾氏のリーダーシップのもと、新たな挑戦を進めていくことでしょう。福島県大熊町を地元とする秋本氏にとって、この取り組みには特別な意味があり、地域との絆を一層深める機会になるかもしれません。
今後のいわきFCの動向に、ますます目が離せなくなることでしょう。