MONO BRAINがGoogle for Startupsに選出
株式会社MONO BRAINは、カスタマーサポート領域に特化したAIソリューションを提供している企業で、最近Googleが主催するスタートアップ支援プログラム「Google for Startups」に採択されたことを発表しました。これは、スタートアップ企業が成長を遂げるために不可欠なGoogleのリソースを利用できる大きなチャンスです。この採択によって、MONO BRAINはAI技術に関する専門的なサポートを受け、さらに「FastFlow」と呼ばれるAI Copilotの開発を加速させることが期待されています。
FastFlowとは
「FastFlow」は、カスタマーサポート業務をサポートするAI Copilotです。このシステムは、社内のナレッジ(マニュアルや応対履歴、テンプレートなど)を自動的に検索し、ユーザーの問い合わせに対する最適な回答案を生成します。これにより、オペレーターはAIが生成した回答案を確認・調整することで、迅速かつ正確な対応が可能になります。また、導入企業の事例によると、回答作成にかかる時間を約46%削減できるとされています。
Google for Startupsの意義
「Google for Startups」は、スタートアップが成長するためにGoogleの専門知識やプロダクト、ネットワークを活用できるプログラムです。この採択は、MONO BRAINが持つ技術力や「AIとともに働く未来のカスタマーサポート」というビジョンの将来性が評価された結果です。Googleからの支援を受けて、MONO BRAINは「FastFlow」の機能強化に取り組む予定です。特にAI技術の進化(Geminiモデルなど)やインフラ基盤の強化に注力し、より信頼性の高いAI Copilotを提供することが目指されています。
今後の展望
MONO BRAINは、今後も「AIとともに働く未来のカスタマーサポート」というビジョンに基づき、FastFlowの機能を強化していく方針です。CS部門が企業の成長を支えるプロフィットセンターとなる未来を見据え、人とAIがより良い関係を築くことを追求しています。
サービス詳細
- - サービス名:FastFlow(ファストフロー)
- - 提供形式:ブラウザ拡張機能
- - 主な機能:AIによる回答案生成、テンプレートの参照・検索、応対履歴の確認、テンプレートの更新代行(プランによる)、回答根拠の表示、トーン調整など
- - 価格:月額6万円(ライトプラン)から。初期費用別途必要。
会社情報
株式会社MONO BRAINは、東京都渋谷区に本社を置くスタートアップ企業で、「AIとともに働く未来のカスタマーサポートへ」というビジョンのもと、カスタマーサポート向けのAIソリューションを開発しています。会社設立は2023年3月18日、代表者は加藤真規氏です。
取材やお問い合わせについては、公式ウェブサイトを通じて行うことができます。今後の展開にもぜひご注目ください。