北九州市の新たな取り組み:こどもの車内放置を防止
北九州市と北九州商工会議所は、令和6年度に福岡県立小倉商業高等学校と協力して、子どもを車内に放置しないよう呼びかける音源と画像データを作成しました。この取り組みは、近年問題となっている車内放置による事故を未然に防ぐことを目的としており、特に夏の猛暑が続く中での重要性が増しています。
アナウンス音源と画像データの内容
今回配布されるアナウンス音源は2種類です。両方とも、子どもを車内に残したまま離れることの危険性について強調しています。アナウンス音源の内容の一部を以下にご紹介します。
1.
アナウンス音源(1):
- 「本日はご来店いただきありがとうございます。子どもは体温調節機能が未発達で、短時間でも車内の温度が急上昇する可能性があります。子どもを車内に残すことは命に関わる危険があります。」
2.
アナウンス音源(2):
- 「本日はご来店いただきありがとうございます。もしお子さまが車内に留まった場合、熱中症になり、助けを求めることが難しくなります。「少しだけなら」と思わず、絶対に車内にお子さまだけを残さないでください。」
さらに、車内放置を防ぐための注意を促す画像データも提供されています。これらの画像は、店舗内や駐車場での注意喚起に役立てられるようにタテ型とヨコ型の2種類が用意されています。
利用方法と申請について
この音源と画像データは、無償で利用が可能です。利用を希望される方は、専用の申請フォームからお申込みいただけます。申請の際には、必要に応じて希望するフォーマットや音源のバリエーションについて記入することも可能です。
特に炎天下の中、子どもを車内に置いたまま車を離れることは非常に危険です。この取り組みを通じて、市民の皆さんに安全への意識を高めていただければと考えています。
お問い合わせ先
詳しい情報や申請方法については、北九州市子ども家庭局総務企画課までお問い合わせください。電話番号は093-582-2280です。 皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。
この機会に、子どもたちの安全を守るための啓発活動に参加し、地域全体で事故を未然に防ぎましょう。