NTTデータ イントラマートが新しいローコードプラットフォームを発表
株式会社NTTデータ イントラマート(本社:東京都港区)が、主力製品であるエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart(R)」の最新バージョンを2024年10月1日にリリースしたことを発表しました。この最新版では、生成AIの技術が取り入れられ、開発者とユーザーはアプリケーションの利用促進だけでなく、業務データの活用を通じて生産性の飛躍的な向上を目指しています。
生成AIの重要性
市場調査会社Gartner(R)によると、2026年までに80%以上の企業が生成AIのAPIやモデルを活用したアプリケーションを運用するようになると予測されています。このことから、生成AIは個人の利用に留まらず、企業全体での導入が求められています。企業の競争力を高めるには、組織全体で生成AIを活用し、生産性と業務品質を向上させることが欠かせません。
イントラマート社は、今までに10,000社以上のお客様に対してintra-martを提供し、業務プロセスのデジタル化と自動化を支援してきました。前回のリリースでは生成AIを開発者向けに組み込む機能が導入されましたが、今回のバージョンでは各機能に生成AIを統合し、企業が持つ独自の業務データを効果的に活用できるような機能強化が行われました。
新機能の概要
1.
Wikiを活用した業務データの利活用
新たに実装されたこの機能は、従来の検索拡張生成(RAG)を用いることなく、社内の具体的なルールや知識に基づいた情報を自動的に更新し、対話形式で回答を得ることが可能です。業務に関する知見をintra-mart上に集約することで、生成AIが業務データをより簡単に検索し、活用できるようになります。
2.
ローコード開発機能がSQL自動生成に対応
データベースの知識がないユーザーでも、チャットベースで表やグラフを簡単に作成できるようになりました。この機能は、帳票作成を容易にし、内製化を促進することに寄与します。
企業のデジタル業務改革に向けて
イントラマート社は「デジタル業務改革、もっと手軽に」とのコンセプトのもと、生成AIなどの先進技術への適応やローコード機能の強化に注力し、企業にとっての価値向上やビジネスモデルの改革をサポートしていく考えです。
イントラマート社について
NTTデータ イントラマートは、1998年から自社が企画、開発したシステム開発フレームワークや業務コンポーネント群を用いて、10,400社以上の企業への導入実績があります。多様なサービスを通じて、企業やその従業員の満足度向上を追求しています。
今後も、分野を問わずさまざまな企業に対して、効果的なデジタルシフトを実現するための支援を続けていくでしょう。新しい技術の取り入れが進む中、NTTデータ イントラマートの「intra-mart」は、企業の未来に向けた確かな選択肢となることでしょう。