ベアーズカメリア、初出場のクイーンズ駅伝で挑戦し続ける印象的な走り
株式会社ベアーズが運営する女子陸上競技部「ベアーズカメリア」は、2024年11月24日に開催された第44回クイーンズ駅伝において、創部わずか2年半で初めての舞台に立ちました。東北・宮城県を舞台に繰り広げられたこの日本一を決める駅伝競技で、彼女たちは結果として23位を記録しましたが、その走りからは次へつながる熱意と希望が感じられました。
目指した12位入賞に叶わず、23位という結果
クイーンズ駅伝出場に際し、彼女たちは12位入賞を目標に掲げました。駅伝がスタートすると、沿道からの多くの応援が選手たちを後押しし、その声援は選手たちに力を与えました。各区間での選手たちのタイムは以下の通りです。
- - 1区(7.0km):坂本奈穂、区間24位、23分49秒
- - 2区(4.2km):山﨑空、区間23位、14分15秒
- - 3区(10.6km):坂口愛和、区間19位、35分41秒
- - 4区(3.6km):廣田百世、区間22位、12分42秒
- - 5区(10.0km):松井沙樹、区間22位、35分01秒
- - 6区(6.795km):矢治璃瑞奈、区間19位、22分12秒
総合成績としては2時間23分40秒で23位に終わりましたが、選手たちはそれぞれの持ち場で精一杯の走りを見せました。
監督のコメント—さらなる挑戦へ
監督の高柳祐也は、「多くの応援に感謝しつつ、クイーンズ8入りを目指す計画がある」とコメントしました。大会前に設定した12位の目標には届かなかったものの、選手たちは全力を尽くしたと語り、今後の努力を続ける決意を強調しました。この経験は必ず次に生かされることでしょう。
ベアーズカメリアの成り立ち
「ベアーズカメリア」は、2022年4月に創部された実業団チームです。監督の高柳祐也のもと、初期メンバーの3名から少しずつ選手数を増やし、現在では12名の選手が在籍しています。
彼女たちは、早稲田大学と株式会社スポーツモチベーションのサポートを受けながら、トップアスリートとして日々身体を鍛えています。特に注目されるのは、全員が幹部候補の正社員として「デュアルキャリア」を重視しており、陸上競技だけでなく社会人としてのスキルアップにも力を入れています。
デュアルキャリアと社会貢献
ベアーズカメリアは、陸上の世界での挑戦だけでなく、社会に夢や希望を届けることを目指しています。選手たちはスポーツを通じて、社会の中で職業人としても成長しることを実現しようとしています。このように、会社全体で多様な取り組みを推進し、選手の育成だけでなく、豊かな生活や選択の幅を広げる活動にも注力しています。
今後の目標2412
今回のクイーンズ駅伝での経験を糧に、ベアーズカメリアは2026年の「クイーンズ8」進出を目指すことを決定しています。選手たちの信念と努力で大きな夢をつかみ取るため、今後もチーム全体でさらなる挑戦を続けていくことでしょう。集まった応援は彼女たちの活力の源です。これからの活躍に注目です。