岐阜県池田町での「CoDMON」導入について
株式会社コドモンが、岐阜県池田町の保育所4施設にて保育ICTサービス「CoDMON」を導入することが発表されました。このサービスは、2024年の8月から本格的に運用が始まります。池田町は、「CoDMON」の導入により業務のデジタル化を進め、職員の負担を軽減しつつ保育の質を向上させることを目指しています。
コドモンの主な機能
「CoDMON」は保護者と保育園のコミュニケーションを円滑にし、業務を効率化する機能が搭載されています。以下はその主な特徴です:
1. 遅刻・欠席の連絡機能
保護者は専用アプリを通じて、子どもの遅刻や欠席を簡単に報告できます。これにより、園は時間を気にせずリアルタイムで対応が可能となります。
2. お知らせ一斉配信
園から保護者へ連絡事項を伝える際、テンプレートを利用して簡単に情報を配信できます。メールだけでなく、アプリ内通知など多様な方法で情報を届けることができます。
3. アンケート機能
保護者アプリを使用して、出欠確認やその他の事前ヒアリングのアンケートを配信します。クラスごとに配信先を設定でき、配信日時も自由に選べます。
4. 登降園管理
QRコードを使用して登降園の時刻を記録することで、出席簿の作成や延長保育料の計算が自動化されます。保護者はスマホアプリで家族と登降園の情報を共有可能です。
デジタル化の重要性
「CoDMON」の導入は、政府のデジタル庁設立以降、行政におけるデジタル化の重要性が高まっている中で行われます。厚生労働省や文部科学省も保育や学校のICT化推進に関する取り組みを進めており、保育現場においてもICTの導入が欠かせない状況です。
昨今の社会において、保育ICTサービスは特に注目されており、その中でも「CoDMON」などSaaSモデルの導入は、業務のDX化や業務改善に向けた非常に有効な手段とされています。多機能でありながら低コストで利用可能な「CoDMON」のようなサービスは、今後益々需要が高まると見込まれます。
株式会社コドモンについて
株式会社コドモンは、子どもを取り巻く環境の向上を目的とした事業を行っています。保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」により、子どもたちに向き合う時間を増やすための支援を行っており、全国で19,000以上の施設で利用されています。
保育者向けに提供される研修や、保育施設を支援するサービス「ホイシル」など、多角的な事業展開をする企業です。
このように、「CoDMON」の導入は池田町の保育所にとって、業務を効率的かつ効果的に進める大きな一歩となることでしょう。