広島の美術館イベント
2025-04-11 17:20:14

広島市現代美術館が贈る2025年度のイベントと特別展の詳細

広島市現代美術館が迎える2025年度の新たな展覧会



広島市現代美術館は、1989年の開館以来、現代美術を通じて平和を広める使命を持ち続けています。2025年、被爆80周年という特別な年にあたる今年、広島市現代美術館では、様々な展覧会やイベントが計画されています。その中で注目すべきは、特別展「被爆80周年記念記憶と物―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―」です。これは、戦争や原爆の記憶とアートとの関係を探る展覧会で、過去の記憶を現代にどう引き継いでいくかを考える機会となるでしょう。

特別展の概要



特別展は2025年6月21日から9月15日まで開催され、展示内容としては、記憶の形成に寄与するモニュメントやミュージアムに関連した最新のアーティストの試みも紹介される予定です。また、この展覧会では、当館のコレクションから「ヒロシマ」をテーマにした作品も展示され、来場者が戦争の記憶やその意味を考える貴重な場を提供します。

鷹野隆大の展覧会



さらに、9月27日から12月7日まで行われる鷹野隆大の展覧会も見逃せません。彼は国内外で活躍する写真家であり、日常をテーマにした作品や影を被写体にした写真で知られています。本展では、日常生活の様々なシーンを捉えた作品が初公開され、彼の独自の視点を楽しむことができます。

エイドリアン・バーグ展



その後、2026年1月24日から4月12日までは、20世紀後半のイギリスを代表する画家エイドリアン・バーグの展覧会を予定しています。彼の作品は遠近法や色彩理論にとらわれることなく独自のスタイルで風景画を描いており、日本では初めての紹介となる作品も展示されます。

フィンランド・スピリットサウナ展



そして、フィンランドのサウナ文化に焦点を当てた展示も予定されています。こちらは2026年3月14日から6月28日までの期間に開催され、サウナが持つ文化的意義やデザインの関連性が探求されます。

コレクション展とオープンプログラム



さらに広島市現代美術館では年に数回実施されるコレクション展においても、地域性と国際性の両方を兼ね備えた展開が行われます。特に、2026年2月にはゲストアーティストを招いた特別企画「コレクション・リレーションズ」も開催される予定で、新しい視点を培う貴重な機会となります。

また、定期的に開催される公開勉強会や対話しながらの鑑賞会なども行なわれ、来館者が新しい形で美術と関わることのできるイベントが設けられています。

美術館の利用方法



美術館を訪れる際は、是非「モカパス」を利用してみてください。これにより、無料で何度でも展覧会を楽しむことができ、カフェやミュージアムショップも割引で利用可能です。さらには、特別なイベントへの優先参加もできます。中学生向けの「モカパスJunior」も新たに導入されており、来場者のさらなるアクセスを可能にしています。

2025年度は、広島市現代美術館にとって特別な年です。美術を通じて、過去を振り返り、未来を考える旅に、ぜひ足を運んでみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

会社情報

会社名
公益財団法人広島市文化財団
住所
広島県広島市中区加古町4-17
電話番号
082-244-0750

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。