KnowBe4の新レポート
2024-09-03 09:31:00

KnowBe4が発表したサイバー攻撃の脅威と対策を徹底解説

KnowBe4が注目するサイバー攻撃の現状



2024年9月3日、世界最大のセキュリティ意識向上プラットフォームであるKnowBe4が、日本語版最新レポート「インフラへのサイバー攻撃:新たな地政学的武器」を公開しました。今、私たちは重要なインフラに対するサイバー攻撃の脅威に直面しています。このレポートは、現状の理解と対策の構築を目的としています。

サイバー攻撃の増加



近年、国家安全保障や経済の安定性を脅かすサイバー攻撃が急増しています。特に、エネルギー、物流・運輸、通信といった重要インフラが狙われています。これらのセクターはデジタル技術が進化し、相互につながるネットワーク環境を形成しています。このことは、サイバー攻撃の脆弱性を招いており、多くの場合、敵対勢力による混乱やスパイ行為を目的とした攻撃が行われます。

攻撃の状況



レポートによれば、米国の送電網では1日あたり約60ヵ所の脆弱ポイントが増加しており、総数は2022年の21,000カ所から23,000〜24,000カ所にまで拡大しています。さらに、全世界の公益事業者に対するサイバー攻撃は、2020年以降に比べ平均件数が4倍に増加し、2023年はさらにその数を倍増させています。2023年1月から2024年1月までの間に、世界中の重要インフラに対しては4億2,000万回以上の攻撃が確認され、これは毎秒13回にも相当します。

フィッシングの脅威



KnowBe4の調査でも特に医療・製薬、教育、エネルギーと公益事業といった分野は、フィッシング攻撃のリスクが高いことが示されています。このような脆弱性は、サイバー犯罪者がネットワークやシステムに侵入するきっかけとなるため、注意が必要です。KnowBe4のCEO、ストゥ・シャワーマン氏は、「重要インフラに対するサイバー攻撃の急増は深い懸念を呼び起こしますが、私たちは無力ではありません。強固なセキュリティ文化を育むことでリスクを軽減可能です。」と語っています。

知識の蓄積とリスクの軽減



このレポートでは、最近の重大なサイバー攻撃の事例とその影響に焦点を当てると共に、サイバーレジリエンスを強化するための具体的な推奨事項を示しています。すべての組織がインフラを守る役割を担い、サイバーセキュリティをITの問題としてだけでなく、国家安全保障の要素として捉えることが求められているのです。

さらなる情報を



KnowBe4のレポート「インフラへのサイバー攻撃:新たな地政学的武器」は、観察された攻撃の詳細とその影響を理解するための貴重なリソースです。デジタル時代において、私たちのインフラを守るためには知識の蓄積と実行が不可欠です。ぜひ、このレポートを活用し、自組織のセキュリティを再評価してみては如何でしょうか。

詳細なレポートは、KnowBe4のウェブサイトからダウンロード可能です。セキュリティに対する意識を高め、組織を守るための第一歩を踏み出すチャンスです。


画像1

会社情報

会社名
ノウビフォー
住所
東京都千代⽥区丸の内1−5−1新丸の内ビルディング10F EGG
電話番号
03-4586-4540

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。