Raspberry Piユーザー必見！新しい汎用arm64コンピュータ「AMA00RS1」の魅力

Raspberry Piユーザー必見！新たな汎用arm64コンピュータ「AMA00RS1」

2024年7月30日、東京都品川区の株式会社テックスは、NPO AMATERASと連携し、新しい汎用arm64コンピュータ基板「AMA00RS1」の初回量産ロットのWeb注文を開始することを発表しました。本製品は産業向けから教育、研究開発、ホビーユースに至るまで、幅広い用途に対応した仕様となっています。基板サイズは200mm x 200mmで、SDカードよりも高速なファイルアクセスが可能です。

特徴と仕様

この「AMA00RS1」は、arm64 Cortex-A53 x 4コアの1GHzで動作し、LPDDR4メモリが2GB搭載されています。また、OpenGLES3.0をサポートし、様々なグラフィックスアプリケーションにも対応しています。

多様なI/Oポートも魅力の一つです。M.2 NVMeやM.2 SATA SSD、HDMI、USB2.0など、さまざまな接続が可能で、外部電源コネクタも搭載されているため、産業用途に適した設計です。特に、2つのM.2コネクタにより、NVMe SSDの使用とともに、10倍以上の速度でデータアクセスが実現します。

ソフトウェア環境

本製品は、Ubuntu 18.04および22.04に対応しており、手軽に開発環境を整えることができます。また、提供されるソフトウェアは「MITライセンス」で公開され、企業向けの商用利用のためにはNPO AMATERASの賛助会員に登録する必要があります。会費は年間50,000円です。

予約販売と価格

先行量産試作は74,800円（税込み）で販売されており、量産化が進むにつれて4万円以下を目指す予定です。誕生したばかりのこの製品は、特にスマートファクトリーやロボコンの分野での活用が期待されています。

お問い合わせと今後の展開

製品へのお問い合わせは、[email protected]まで。さらに、AMA00RS1基板は、定期開催されるNPO AMATERASの定例会やMaker Faire Tokyo 2024で展示予定です。また、部材調達のために協力してくれる金融機関の募集も行っています。お得に製品を購入したい方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。