株式会社きんでんが資材費の支払い条件を全額現金に変更

株式会社きんでん（本店：大阪市北区）は、2024年1月より、資材費の支払い条件を変更することを発表しました。この変更は、同社が掲げる「中期経営計画における成長投資と企業価値向上への取り組み」に基づいており、マルチステークホルダーとの価値共創を目指しています。

新たな支払い条件の概要

変更されるのは資材費の支払い方法で、従来の支払手形制度を廃止し、全額現金での支払いに切り替えます。この新しい条件は、2025年1月の支払いから適用され、2024年12月の検収分からスタートします。

旧来の条件

これまでの支払い条件は以下のようになっていました。

- 月末締め、翌月末支払い
- 毎月の支払総額から300万円を差し引いた残金の80％は手形（1千万円単位）で、支払いサイトは90日
- ただし、支払総額が3千万円未満の場合は現金での支払いとされていました。

新しい条件

新しい条件では、

- 月末締め、翌月末支払い
- 全額現金支払いへと簡略化されます。

この変更により、同社は取引先とのより良好で強固なパートナーシップの構築を目指すとしています。また、サプライチェーン全体での付加価値向上に向けて、共存共栄の関係を目指す「パートナーシップ構築宣言」の一環とも言えるでしょう。

株式会社きんでんのビジョン

株式会社きんでんは、長期的な視野に立ち、お取引先様との関係の深化を図る方針を強調しています。経営方針の中で、同社は特にサプライチェーン全体の価値向上に関心を寄せており、そのための戦略的な取り組みを推進しているのです。

この資材費の支払い条件の見直しは、企業の健全な成長を支え、持続可能なビジネスモデルの確立に寄与する重要なステップと考えられています。