地域貢献の新しい形！電算が設立した子会社「dsnあとふる」とは

地域貢献の新たな取り組み、株式会社電算が設立した「dsnあとふる」

株式会社電算が、このたび新たに設立した「dsnあとふる株式会社」は、地域貢献のスタイルを刷新することを目指しています。特に注目されるのは、後納型ふるさと納税サービス「あとふる」で、日常生活の中で体験や消費を通じて地域をサポートできる仕組みを提供しています。従来のふるさと納税とは一線を画し、地域とのつながりを強化しながら地域振興にも寄与することを目的としています。

設立の背景と理念

株式会社電算は、これまで全国の自治体と協力して地域の課題解決に貢献してきました。その経験を活かし、地域活性化を促進する新しい手段として「あとふる」の設立が決定されました。このサービスは、地域で消費や体験をした後に、自然に寄付を行えるという新しい形態を提供しています。企業の社会的責任を重視し、地域に密着した事業運営を進めていく方針です。

「あとふる」はその名の通り、体験の“後”に寄付を行う後納型のサービスです。これにより、利用者はその体験を通じて得た感動や思い出を地域支援に繋げることが可能になります。まさに地域との一体感を重視した新しい寄付文化を創造していくことでしょう。

具体的なサービス内容

「あとふる」の利用は非常にシンプルです。対象施設での消費を記録するために、レシートを「あとふるアプリ」に登録します。このアプリが自動的に寄付額を算出し、利用者は簡単に寄付を済ませることができます。このプロセスは、利用者にとって負担が少なく、より多くの人々に地域貢献の機会を提供するものです。

よくあるふるさと納税の仕組みは、先に寄付を行わなければならず、その後返礼品が送られてきます。しかし「あとふる」では、実際に自分の好きな場所で体験をした後に寄付をするため、モチベーションが高まります。これにより、利用者は地域とのつながりを深く感じることができるでしょう。

代表者のメッセージと今後の展望

設立に際して、電算の代表取締役社長河野純氏は、「この新しい取り組みを通じて地域と人を近づけ、より良い関係を築いていきたい」と語っています。さらに、信頼性の高い運営体制を確立し、自治体や地域企業と連携しながら事業を展開していく意欲を示しています。

一方で、dsnあとふる株式会社の代表である伊藤毅氏は、「『あとふる』は寄付者に新たな選択肢を提供するものであり、日常の中で地域貢献を行えることを目指しています」と思いを述べています。この期待感がユーザーを惹きつけ、広く受け入れられることでしょう。