S'UIMIN資金調達
2018-11-16 14:42:29
S'UIMINが未来創生ファンドから7億円を調達、睡眠医療の革新へ
S'UIMINが資金調達を実施
AIを利用した先進的な睡眠検査サービスを開発している株式会社S'UIMIN(茨城県つくば市)は、スパークス・グループが運営する未来創生ファンドから合計7億円の資金調達を行ったことを発表しました。この調達は、未来創生2号ファンドの最初の投資案件となります。
S'UIMINについて
S'UIMINは筑波大学の研究機関との連携を持ちながら、睡眠医療における革新を目指しています。2017年に設立された同社は、「世界中の睡眠に悩む人々にとっての希望の光となる」というビジョンを掲げ、ポリソムノグラフィー検査と同等の性能を持つ脳波測定デバイスの開発と、AIによる睡眠ステージング技術を進めています。
2020年には、医療機器としての認証を取得し、医療機関向けに睡眠障害の診断支援サービスを提供する予定です。また、健康経営を推進する企業向け、さらには一般消費者向けのサービス展開も計画されています。これにより、睡眠障害を効果的に予防し、正確に診断することで、より多くの人々が快適な睡眠を得ることができる未来を創出していきます。
筑波大学との連携
S'UIMINは筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)とも密接な関係があります。IIISは、睡眠と覚醒の制御機構に関する研究を行い、基礎研究から応用研究に至るまで、幅広い領域で優れた成果を上げています。S'UIMINはこの研究機構から得た知見を産業界に還元し、さらなる技術革新を目指します。特に、CEOの柳沢正史氏は、オレキシンという物質を発見した著名な研究者であり、IIISの機構長としても活躍しています。
未来創生ファンドの背景
今回の資金調達は、明確な研究成果を持つ企業への投資を行うスパークス・グループの未来創生ファンドの枠組みの中で行われました。このファンドは、技術革新を重視し、世界規模でエコシステムを構築している点が特徴です。未来創生ファンドは、2015年から運用を開始し、すでに多くの企業に投資を行っています。
1号ファンドと2号ファンドを合わせて530億円の資産を管理し、これらのファンドは知能化技術やロボティクスをはじめとする様々な革新技術を対象としています。S'UIMINへの投資は、まさに未来を見据えた選択であると言えるでしょう。
期待される今後の展開
S'UIMINは、睡眠医療技術を通じて人々の健康と幸せを実現することを主な目標としています。本資金調達により、さらなる技術開発やサービス拡充が加速し、究極的には全人類の睡眠の質を向上させることが期待されます。今後、睡眠問題に悩む多くの人々に対する支援が進められることを、多くの人が待ち望んでいます。特に、技術選択やサービス展開において、社会全体の睡眠の質向上に寄与する取り組みが進むことが期待されています。
充実した睡眠は、健康の基本であり、S'UIMINの活動はその実現に向けた重要なステップとなることでしょう。この機会に、多くの人が自身の睡眠について考え、より良い生活を目指していくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社S'UIMIN
- 住所
- 東京都渋谷区初台1-51-1初台センタービル817
- 電話番号
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