奥州・平泉温泉旅館 ITSUMU、グランドオープンを記念した内覧会を実施

新たな温泉の魅力を届ける「奥州・平泉温泉旅館 ITSUMU」

2025年4月25日、岩手県奥州市に新たな温泉宿「奥州・平泉温泉旅館 ITSUMU」がグランドオープンすることが発表されました。この開業に先立ち、2025年4月21日に特別な記者発表会と内覧会が行われ、行政関係者や地元の方々を招待し、旅館の魅力を体感していただきました。

記者発表会の様子

午前中の第一部では、株式会社リベラ・ホテルズ＆リゾーツの代表である永森豊隆氏の挨拶から始まりました。その後、奥州市の倉成市長や平泉町の菅原副町長からも祝辞が寄せられ、地域との連携を強調する一幕がありました。

続いて、支配人が旅館のコンセプトや施設の概要、料理長の紹介を行いました。料理長は地元の新鮮な食材を活かした料理の魅力を語り、来場者の期待を高めました。その後の質疑応答や館内内覧を通じて、多くの参加者がITSUMUの魅力を深く理解し、あたたかい雰囲気の中で記念撮影が行われました。

地域住民向け内覧会

午後には、衣川地域住民向けの第二部として、およそ25名の招待者が参加する内覧会が開催されました。このイベントでは、地域の方々に実際の施設をご覧いただく機会を提供し、旅館が地域に開かれた存在であることをアピールしました。地域住民は新築されたばかりの旅館の魅力を直に体感し、未来への期待を感じながら、施設内を巡りました。

「ITSUMU」の由来

「ITSUMU」という名前は、かつてこの地にあった「衣川荘」の「衣」と、「紡ぐ」の「紡」を組み合わせたものです。この名称には、この地域の歴史を紡ぎ出し、人々や文化を結びつける願いが込められています。ITSUMUはただの宿泊施設ではなく、地域の文化と未来をつなぐ場所でありたいという思いが反映されています。

ターゲット層と将来の展望

この新しい旅館では、伝統的な和の空間を保ちながらも、20〜30代の旅好きな若年層にも親しみやすいサービスが提供されます。友達同士やカップルの滞在にも最適な環境を整えることを目指しており、インバウンド観光客の受け入れにも力を入れています。すでに東京や大阪を訪れた外国人旅行者が、次の旅先として選ぶことができるような宿を目指しています。