20年ライフサイクルを誇る蓄電池
2025-03-24 11:36:31

トリナ・ストレージ、業界初の20年ライフサイクルEPD認証を取得した蓄電池「Elementa 2」

トリナ・ストレージが液冷技術で新たな基準を築く



世界有数のエネルギー貯蔵ソリューションプロバイダーであるトリナ・ストレージが、大型産業用蓄電システム「Elementa 2」において、業界初の液冷システムを搭載した蓄電池として、20年ライフサイクル環境製品宣言(EPD)認証を取得しました。この認証は、国際的に著名な安全・認証機関であるUL Solutionsによる厳しい審査を経て発行されたものであり、「Elementa 2」の優れた環境性能を証明するものです。

EPD認証とは何か?


EPD(Environmental Product Declaration)とは、ISO 14025に基づく国際的な環境認証の一つです。この認証では、製品のライフサイクル全体(原材料の調達から製造、使用、管理、廃棄、リサイクルまで)の環境負荷を定量的に評価します。「Elementa 2」は、数ヶ月にわたる独立した検証を受け、国際基準を満たすことが確認されました。

ISO 14025は、企業が自社の環境情報を透明性高く開示し、持続可能な消費の促進を助ける基盤となる規格です。

20年ライフサイクル評価の重要性


トリナ・ストレージの「Elementa 2」に対する今回の認証は、エネルギー貯蔵業界で初めて20年間にわたる環境影響を幅広く評価したものです。従来の評価方法では製造、使用、廃棄に焦点が当たることが多かったものの、この評価は維持管理や部品交換が与える環境への影響も考慮されており、実際の運用に即した詳細なデータを提供します。

環境に優しい製造プロセス


トリナ・ストレージは、「スマートゼロカーボン工場」を構築し、自動化とデジタル技術を融合させた製造工程で環境負荷を軽減しようとしています。工場の電力供給には太陽光発電と蓄電システムを使用し、製造過程の脱炭素化を実現しています。また、製品あたりのエネルギー消費を業界平均以下に抑えることで、製品のライフサイクルを通じた環境負荷の削減にも寄与しています。

持続可能な未来に向けた取り組み


EPD認証の取得を通じて、トリナ・ストレージは環境負荷軽減とエネルギー貯蔵性能の両立をさらに強化しています。今後、厳しくなる環境基準や規制に対応するための支援を行い、技術革新と業界パートナーとの連携を強化し、持続可能なエネルギー転換の実現に貢献していく考えです。

トリナ・ストレージについて


トリナ・ソーラーは2015年からエネルギー貯蔵の研究を進め、ストレージ事業を立ち上げました。2021年からは電池セル、製品、ソリューションを垂直統合したBESSソリューションプロバイダーとしての地位を確立し、現在は100以上のパートナーと協力し、多数のプロジェクトを展開しています。トリナ・ストレージは、蓄電池研究所や電力エレクトロニクス技術研究開発センター、蓄電工学技術センターなどを設立し、様々な国際認証を取得しています。

トリナ・ソーラーは、持続可能なエネルギーの未来を切り拓くリーダーとして、より良い社会を目指して進み続けています。


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会社情報

会社名
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社
住所
東京都千代田区大手町2丁目6番4号常盤橋タワー2606
電話番号

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