ARIが新たなファイルサーバアクセス権管理ソリューション「ZiDOMA access」を発表
2025年9月1日、ARアドバンストテクノロジ株式会社(以下、ARI)は、オンプレミスとクラウド環境の両方に対応したファイルサーバアクセス権管理システム「ZiDOMA access」を提供開始します。本システムは、DXの進展に伴い複雑化するアクセス権管理の必要性に応えるもので、企業におけるセキュリティ向上を目指します。
1. 新システム開発の背景
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、多くの企業がオンプレミスからクラウドへの移行を進めています。この流れに伴い、ファイルサーバの管理はますます複雑になり、誰がどのリソースにアクセスできるかの明確化が求められています。特に、組織変更や人事異動の際には大量のアクセス権設定が必要となるため、管理部門の負担が増大し、設定ミスによる情報漏洩のリスクも懸念されています。
ARIは、長年にわたりファイルサーバ統合ソリューション「ZiDOMA」シリーズを提供してきた実績を背景に、ユーザーからの声をもとにこの「ZiDOMA access」を開発しました。これにより、適切なアクセス権設定をより簡単に行えるようになり、企業のセキュリティを強化します。
2. 「ZiDOMA access」の特長
「ZiDOMA access」には、以下のような特長があります。
ユーザーやグループごとのアクセス可能なフォルダーを簡単に検索できる機能があり、企業内の情報確認がスムーズに行えます。
複数のユーザーやグループのアクセス権をまとめて登録・変更・削除することが可能で、手作業での管理負荷を軽減します。
アクセス権の変更前後を比較できる機能により、誤設定を未然に防ぎます。また、反映タイミングも自由に指定できます。
Windows Serverのみならず、SharePoint、OneDrive、Google Driveなどのさまざまなクラウド環境でも利用でき、統合管理が可能です。さらに、CIFS接続できるNASへの対応もなされています。
3. 今後の展望
ARIは今後、より多様なクラウドストレージへの対応を進め、企業のニーズに応じたサービス展開を行う予定です。ファイルサーバの移行や可視化、アクセス権限管理に関するお悩みをお持ちの方々は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
4. ARIについて
ARIは、クラウド技術とデータ・AI活用によるビジネストランスフォーメーション(DX)をリードする企業です。顧客の創造的ビジネスゴールを実現するため、DX化の支援やデータ・AIを活用したソリューションを提供しています。「クラウド総合活用支援サービスcnaris」や、「データ・AI活用支援サービスdataris」などを通じ、より良いビジネス環境の構築を支援しています。
詳細情報については、以下のリンクをご覧ください。
お問い合わせ先
ARアドバンストテクノロジ株式会社
マーケティング担当
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