日本のモバイルネットワーク評価を発表
Opensignalが2026年10月に発表したモバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポートは、2026年の上半期を振り返り、主要なモバイル通信オペレーターの比較を行ったものです。今レポートでは、計4社(au、NTTドコモ、楽天モバイル、ソフトバンク)のユーザー体感を基に、実際のネットワーク品質、信頼性、速度など、詳細に評価しています。ここでは、その主な結果について詳しく解説していきます。
主な結果の概要
auの強み
まず、auは評価部門での信頼性と一貫した品質において圧倒的な結果を残しました。「信頼性」部門で964点、「一貫した品質」では86.9%を達成し、特にビデオ、ライブビデオ、ゲーム、音声アプリを含む全8部門で首位を獲得しました。これはユーザーにとって非常に重要な評価ポイントであり、アプリを快適に利用するための基盤を提供しています。
NTTドコモの評価
続いて、NTTドコモは「カバレッジ」および「5Gダウンロード・スピード」のカテゴリで首位に立ちました。各部門における実績もあり、「5Gカバレッジ」に関しても再受賞を果たしました。他の競合と比較しても、NTTドコモの提供するネットワークの広がりと速度は、ユーザーにとって大きな魅力となっています。
ソフトバンクの進展
さらに、ソフトバンクは「ダウンロード・スピード」および「5G利用率」での首位を維持しています。最新の測定において、ダウンロード速度は71.5Mbpsに達し、前回の調査から約10%向上しました。5Gの利用率も36.1%に達し、同社の進展を実感できる結果が反映されています。
楽天モバイルの特異性
最後に楽天モバイルですが、総合的な「アップロード・スピード」において、すべての地域で首位を獲得しました。特に地域別の評価では、全国8地域で両部門での独占受賞を果たし、その特異性が際立っています。こうした成績は、楽天モバイルを利用しているユーザーにとって大きなメリットとなるでしょう。
地域別のデータ
調査では、auが39件の単独受賞および49件の共同受賞を獲得し、地域別受賞数で高い実績を残しました。これに対し、ソフトバンクはすべての地域で「5G利用率」の首位を確保し、全国的に見ても4社共に5G利用率が向上したことが報告されています。これは、国内のモバイルネットワーク市場における競争が激化していることを示すものです。
モバイルネットワーク市場の未来
今回の調査結果から見えるのは、各キャリアそれぞれに特性があり、ユーザーが重視するポイントによって選ぶべき通信サービスが異なることです。スピードや安定性、利用できる地域といった要素が、ユーザーの選択に影響を与えます。Opensignalのレポートは、これらを多角的に示す貴重な資料となっています。
今後もモバイルネットワークは進化を続けるでしょう。5Gの普及に伴い、さらなる速度や安定性が求められます。そして、各社がそれに応じたサービスを展開していく中、ユーザーは自身のライフスタイルに合ったモバイルサービスを選んでいくことが重要です。
参考文献に、今レポートの詳細なデータも含まれていますので、興味のある方はぜひご覧ください。