サステナグロースカンパニーアワード2024授賞式の成功
2024年8月20日、株式会社船井総研ホールディングスが主催する『サステナグロースカンパニーアワード2024』の授賞式が盛大に行われました。11,800社を対象とした選考の結果、持続可能な成長を遂げ、多くの地域や業界に良い影響を与える企業が11社選ばれました。
大賞を受賞した物語コーポレーション
今年の最優秀賞にあたるサステナグロースカンパニー大賞を受賞したのは、愛知県豊橋市に本社を構える株式会社物語コーポレーションです。同社は、日本国内外で焼肉やラーメン業態を展開し、コロナ禍を乗り越えつつ素晴らしい成長を遂げています。2023年6月期には連結売上高922億7,400万円を記録し、2024年6月期には1,056億700万円の売上を見込んでいます。
物語コーポレーションは顧客サービスに力を入れ、店舗での「おせっかい」を重視しています。例えば、スタッフが焼肉をうまく焼く手伝いをする「焼肉ポリス」を設けており、顧客の体験価値を高める工夫をしています。さらに、同社はDX(デジタルトランスフォーメーション)を導入し、接客や業務効率の向上にも取り組んでいます。
社員教育やダイバーシティ推進にも力を入れており、経営理念「Smile & Sexy」を基に、自由な意見交換を重視した企業文化を築いています。これにより、常に社員の成長と組織の活性化を実現しています。
審査委員会推薦の受賞企業
今年は大賞に加え、4つの特別賞が設けられました。
- - M&A部門: ウェルビングループ株式会社が受賞。中古車販売からアフターサービスまで幅広く展開し、地域で高いシェアを持っています。
- - IPO部門: 株式会社GENDAが受賞。「GiGO」や「カラオケBanBan」を運営し、IPO後は急速な成長を遂げています。
- - グローバル部門: オイシーズ株式会社が受賞。多様な飲食店の展開に加え、グローバルな広がりを見せています。
- - 公益セクター部門: 公立大学法人奈良県立医科大学が受賞。新しい音の聞こえ方を提供する技術が注目されています。
さまざまな受賞企業の共通点
受賞企業はそれぞれ異なる業界に属しながらも、共通して持続可能な成長や地域貢献に真剣に取り組んでいる点で評価されています。これらの企業は社会に良い影響を与え、持続可能な未来を目指しています。
まとめ
『サステナグロースカンパニーアワード2024』は、企業の持続可能性や社会貢献の重要性を再認識させる良い機会となりました。受賞企業の取り組みを通じて、私たちも持続可能な社会を実現するために何ができるか、考えていく必要があります。これらの企業が次々と新たな挑戦を続けることで、持続可能な成長を具現化していくことを期待しています。
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