京都の新たな飲み物『ぼん』の魅力
京都はお茶文化が根付いている地域として知られていますが、その中でも特に注目すべきはグリーンティーです。1916年に創業した株式会社宇治田原製茶場が、この度新たに発表したのが宇治抹茶を使ったグリーンティー「ぼん」です。7月21日に発売されたこのドリンクは、和三盆糖と宇治抹茶をブレンドし、まさに京都らしい味わいを実現しています。京都の人々には親しみ深い飲み物ですが、全国的にはまだその文化が浸透していないのが現実です。
宇治抹茶グリーンティー『ぼん』の開発背景
京都では昭和から受け継がれるグリーンティー文化が存在します。これは、抹茶に甘みを加えた飲み物で、主に水や牛乳で割って飲まれるスタイルです。しかし全国的には「緑茶」という言葉が広く使われ、実際には多くの人々がグリーンティーの本来の姿を知りません。調査によると、京都府民のうち約21%がグリーンティーを知っているのに対し、全国ではわずか8%に過ぎないのです。このようなギャップを埋めるためにも、『ぼん』は新たな橋渡し役として誕生しました。
商品の特徴
「ぼん」に使用されているのは、宇治田原製茶場が自園で育てた希少品種「うじひかり」の宇治抹茶。この抹茶は、和三盆糖と絶妙に混ざり合い、ほんのりとした上品な甘さとともに、抹茶の香りを引き立てます。他の商品のように一般的な砂糖ではなく、和三盆糖を使うことで、後味が軽く、飲みやすく仕上げています。
また、ぼんは非常に使い勝手の良い商品です。コップに入れた後、水や牛乳を加えるだけで手軽に楽しめるため、忙しい日常の中でも取り入れやすい存在です。さらに、アイスとして飲めば爽やかさが引き立ち、ホットとしては甘さが心を安らげてくれます。そして、濃い目に溶かすことで、かき氷シロップやラテのトッピングとしても楽しめる多様性があります。
直売所「茶を、ひらく。」と利き茶スタンド
商品は、宇治田原製茶場が運営する利き茶スタンド「茶を、ひらく。宇治田原製茶場 直賣部」で購入可能です。このスタンドでは、登場する飲み物の他にも、さまざまなお茶の試飲が無料で提供されています。特に、2026年には18,707杯もの試飲が行われ、国内最多提供杯数の記録を樹立したことも記憶に新しいです。
誰でも楽しめる新しいお茶の提案
株式会社宇治田原製茶場は、お茶をただの飲み物としてではなく、その背景にあるストーリーや文化を楽しむ新しいお茶の時間を提案しています。これを実現するために、「茶を、ひらく。」プロジェクトが進行中であり、異なる飲み方や商品を開発しています。例えば、土壌と茶葉の調和を体験できる「京玄米茶 上ル入ル」や燻製茶「KUNtea」なども、その一環として生まれています。
まとめ
日本伝統の豊かな文化が詰まったグリーンティー「ぼん」は、京都から全国へ、そして世界へとその輪を広げていくことでしょう。お茶の新しい楽しみ方を一緒に探求していく旅が、これからも続いていきます。宇治田原製茶場は、この素晴らしい伝統を守りながら、現代のニーズにあわせた革新を追求し続けます。