ヤンマーとCLOUDYが手がけるアップサイクルプロジェクトの全貌

ヤンマーとCLOUDYによる革新的なアップサイクルプロジェクト

2025年3月24日より、ヤンマーとCLOUDYの二社が協力して始動する「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」が話題になっています。このプロジェクトは、廃棄予定のユニフォームをポーチに再生させるというもので、クラウドファンディングサイト「Makuake」での支援を受けて実施されます。やがてポーチとなるのは、頑丈な素材で作られたユニフォームの一部です。

日本では、年間で約16万トンの企業ユニフォームが廃棄されています。この問題を受けて、ヤンマーは廃棄物のリサイクル方法として、化学的手法を用いた水素生成にも取り組んでいます。その一環として、旧ユニフォームの再利用を目指した「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」が誕生したのです。これは、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩と言えるでしょう。

プロジェクトの具体的な内容

「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」では、リニューアルに伴って廃棄予定のヤンマー旧ユニフォームを回収し、それをもとに魅力的なポーチを製作します。このポーチは、現場で使用されていたユニフォームの袖部分を活用し、各ポーチはそれぞれ異なるデザインで1点もののオリジナルアイテムとなります。さらに、内部にはCLOUDYのアフリカ人デザイナーによるカラフルなテキスタイルが施され、見た目にも楽しめる商品となっています。

特に注目すべきは、このプロジェクトの売上の10%がアフリカの子どもたちの給食費に寄付される点です。これにより、アップサイクル活動が社会貢献につながることが期待されます。

商品情報

プロジェクトの期間は2025年3月24日から6月20日まで。販売される「HANASAKAポーチ」は、ユニフォーム生地とアフリカンプリントのテキスタイルを使用し、サイズは210mm x 130mm x 65mmのコンパクト設計です。価格は2975円から8400円（税込）で、購入時期や個数に応じて変動します。

プロジェクトの詳細は、クラウドファンディングページで確認できます。支援することで、環境に優しい取り組みに参加できるだけでなく、アフリカの子どもたちの未来を支えることにも貢献できるのです。