シルバー世代の心を詠む!第12回シルバー川柳公募の詳細

高齢者の声を詠み込む「シルバー川柳」



社団法人全国有料老人ホーム協会が運営する「シルバー川柳」が、今年も開催されます。第12回目となる作品公募は、4月27日から7月4日まで行われ、高齢社会を迎えた日本のシルバー世代をサポートすることを目的としています。主に、高齢者が日々の生活や思いを詠んだ川柳作品を募集し、各応募者の独自の視点や感情を表現する場を提供します。

応募の詳細


本年度の作品募集は、自作未発表のものであればどなたでも応募できます。参加の条件は特に設けられていないため、幅広い年齢層からの応募が期待されます。昨年は、9,441作品が寄せられ、応募者の平均年齢は58.2歳という結果でした。年齢層も多様で、最年長は98歳、最年少はわずか3歳と、世代を超えた応募が見受けられました。

入選作には賞金として1万円と表彰状が授与され、特に優れた20作品が選出されます。結果発表は、敬老の日にあたる9月17日までに行われる予定です。

課題テーマ


シルバー川柳では、高齢者の日常生活や心の内面を題材にした作品を募集します。具体的には、老いにまつわるきっかけや思い出、自身の生活状況など、特に高齢者が感じる喜びや悲しみ、ふとした瞬間に抱く感情を表現することが求められます。

応募方法と規定


応募は、はがきを使用し、作品に自分の郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号を明記して送付します。1枚のはがきで最大3作品まで応募可能ですが、応募点数には制限がありません。また、応募作品に関する全ての権利は主催の全国有料老人ホーム協会に帰属します。

応募先と締切


応募の際は以下の宛先に送付してください:
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-10-12 国際興業第二ビル3階 社団法人全国有料老人ホーム協会シルバー川柳係

締切は、2023年7月4日(水)必着となっています。忘れずに応募しましょう!

過去の受賞作品


昨年の第11回では、日常の一コマをユーモラスに詠んだ作品が多数入選しました。中でも代表的な作品は、孫とのコミュニケーションや生活の中のささやかな喜び、あるいは老後の不安を軽妙に表現したものが多く、応募者たちの感性が感じ取れました。具体的には、「お迎えはどこから来るのと孫が聞く」や、「誕生日ローソク吹いて立ちくらみ」といった作品が多くの共感を呼びました。

このように、「シルバー川柳」は高齢者の生活や意識に光を当てる素晴らしい機会です。多くの方からの応募を期待しています。高齢者の心を詠む言葉を、この機会にぜひご考案ください。

会社情報

会社名
社団法人全国有料老人ホーム協会
住所
東京都中央区八重洲2-10-12 国際興業第二ビル3階
電話番号
03-3272-3781

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