新サービスで工場守る
2024-09-24 12:19:23

工場セキュリティを強化するOTインシデントレスポンス構築サービス登場

工場セキュリティの新たな挑戦



株式会社ビジネスアジリティが、新たなコンサルティングサービス「OTインシデントレスポンス構築サービス」を発表しました。このサービスは、増加している工場やプラントを狙ったサイバー攻撃から、重要な産業オートメーションや制御システムを守るためのものです。

OTとITの違い



OT(Operational Technology)は、工場やプラントの制御システムを示す用語で、一般的なIT(Information Technology)システムとは異なるセキュリティ環境を持っています。これが、OTに特化したセキュリティ対策を必要とする理由です。近年では、サイバー攻撃がより高度化し、巧妙になっており、事前の予防策だけでは不十分な状況となっています。こうした背景から、万が一の際のセキュリティインシデントへの迅速な対応が重要視されているのです。

インシデント対応の難しさ



OT環境でのセキュリティインシデントに対するアプローチは、ITの領域とは一線を画します。例えば、制御に異常がある場合、単にITのCSIRT(Computer Security Incident Response Team)と同様の体制を導入することはできません。現場の状況に応じて、設備機械の問題やシステムの不具合、またはサイバー攻撃の影響を切り分け、適切に対応する能力が求められます。

このため、工場の運転部門の関与が不可欠であり、現場における迅速な対応が必要です。安全な生産環境を維持するためには、セキュリティインシデントに対する体系的なアプローチが重要です。

OTインシデントレスポンス構築サービスの内容



ビジネスアジリティは、OTインシデントに対応するためのガイドラインやフローチャートの策定を行い、専門的なドキュメントを提供します。また、社内で定期的に演習訓練を行えるよう、演習用マテリアルの作成をサポートする仕組みを整えています。これにより、実際のインシデントに備えたリアルな訓練が可能となります。

代表者の専門性



この新サービスを推進するのは、株式会社ビジネスアジリティの代表取締役社長である福田敏博です。福田社長は、JT(日本たばこ産業株式会社)やジェイティエンジニアリング株式会社での長年の経験を活かし、OTセキュリティの分野で第一人者として活躍しています。その豊富な知識と実績をもとに、企業に最適なセキュリティ対策を提供しています。

ビジネスアジリティの意義



現代はVUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)時代と呼ばれ、環境の変化に対して柔軟に対応する能力が求められています。このような時代背景の中、ビジネスアジリティは、産業サイバーセキュリティに特化したコンサルティングサービスを展開し、クライアントに高付加価値を提供しています。本サービスは、OTセキュリティの強化に向けた重要なステップとなるでしょう。

詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください: ビジネスアジリティ公式サイト


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会社情報

会社名
株式会社ビジネスアジリティ
住所
千葉県八千代市緑が丘西1-1-2
電話番号
050-3703-7419

トピックス(IT)

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