駅での安全を守るための新たな取り組み
JR東日本は、駅のホーム上での危険な行為を防ぐべく、新しい注意喚起プロジェクトを発表しました。近年、駅ホームにおける録音や撮影を伴う危険な行為が増加しており、多くのお客様にご迷惑をおかけする事例が報告されています。これらの行為は、近くの線路や設備への接近をもたらし、感電や列車への接触といった危険につながる可能性もあります。
この取り組みでは、2025年12月16日より、主要駅構内やデジタルサイネージに注意喚起ポスターを掲出するほか、注意喚起動画を公開予定です。この動画は、公式ホームページやYouTubeチャンネルでも閲覧可能となり、さらに多くの利用者の目に留まることが期待されます。
実施内容について
1.ポスター掲出
デジタルサイネージを使用したポスターは、2025年12月16日から当面の間、JR東日本管内の主要駅に設置されます。また、駅構内にもポスターが掲出され、利用客に注意を促します。
2.注意喚起動画
注意喚起動画は2026年1月19日に公開予定で、翌日の1月20日からはデジタルサイネージやトレインチャンネルでも放映が開始されます。これにより、多くの利用者に直接メッセージが届けられ、安全な駅利用を促進します。
3.デザインの工夫
ポスターには、ホーム上での危険な行為や迷惑行為を具体的に切り取ったデザインが採用されています。また、録音や撮影行為を「鳥(撮り、録り)」に置き換えることで、目に留まりやすい工夫がなされています。これにより、一人でも多くのお客様が注意を向け、安全な駅利用に協力できることを願っています。
まとめ
駅ホームは多くのお客様が利用する公共の場であり、安全が最優先されるべき場所です。JR東日本は、乗客の安全を守るため、リスクを減らす努力を続けます。今後もこのような取組を進め、安心して利用できる駅づくりに貢献していきます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。