幻のコーヒー『カトマンズゴールド』が日本に上陸
ネパール産のスペシャルティコーヒー『カトマンズゴールド』が、株式会社Global Strideによって日本での展開を始めます。この幻のコーヒーは、世界でも生産量がわずか0.005%しかなく、多くのコーヒー愛好者にとっては一度は飲んでみたい逸品とされています。特に、ヒマラヤ山脈の麓で農薬や化学肥料を使わずに育てられたこのコーヒーは、収穫が手摘みで行われ、その独特な風味と甘みが特徴です。
ネパールの自然と現実
このプロジェクトを立ち上げたラミチャネ亜門氏の背景には、ネパール人と日本人のハーフという自身のルーツがあります。彼は、ネパールを訪れた際に目の当たりにした厳しい生活環境や教育の問題に深く影響を受け、現地農家との出会いを通じて彼らの高品質なコーヒー豆の魅力を知りました。日本市場には流通していなかったそのコーヒーを、彼は多くの人に届けたいと考えました。
フェアトレードの取り組み
『カトマンズゴールド』を通じて、Global Strideは持続可能なフェアトレードの仕組みを構築しています。生産者が適正な報酬を得られるようにすることで、彼らの生活向上、さらには地域経済の活性化に寄与しようとしています。このプロジェクトから得られる収益は、同時にネパールの子どもたちの教育支援にも使われる予定です。
プロジェクト詳細
クラウドファンディングは『CAMPFIRE』を通じて行われ、2025年6月2日から7月31日までの期間で実施されます。目標金額は100万円で、支援者には「カトマンズゴールド」の焙煎豆やドリップバッグ、さらにはオリジナルマグカップなどのリターンが用意されています。
このプロジェクトは、単なるコーヒーの販売にとどまらず、国と国、文化と文化を結ぶ架け橋としての役割を果たそうとしています。ラミチャネ亜門氏は、「一杯のコーヒーを通じて人々をつなげ、笑顔や希望を広げていけることを願っています」と語っています。
私たちが響かせる一杯が、未来を変える力になるかもしれません。これからの日本とネパールの新たなつながりを、ぜひ注目してみてください。