新しい「山親爺」、冬の新菓子として登場
94年の歴史を持つ「山親爺(やまおやじ)」から、新しいスイーツが誕生します。その名も「パウダースノーチョコレートクッキー山親爺『ゆきだるま』」。2024年12月5日に販売開始されるこの商品は、北海道民に親しまれるロングセラー菓子「山親爺」をベースにしています。
「山親爺」とは何か?
山親爺の主力商品は、上質なバター、ミルク、卵を使用した洋風煎餅です。1930年に発売されて以来、多くのファンから愛されてきたこの菓子は、幅広い世代に親しまれています。特に、笹の葉と鮭を背負ってスキーに乗った熊のレリーフが印象的で、北海道の文化を体現しています。昨年、パッケージデザインがリニューアルされ、より北海道の自然を表現したデザインになりました。
新商品の概要
今回登場する「ゆきだるま」は、特製のクッキー生地とホワイトチョコレートを組み合わせた商品です。特徴的なのは、ホワイトチョコレートに大量の空気を含ませ、軽やかな口どけを実現している点です。まるで粉雪を思わせるようなくちどけで、冬の季節にぴったりな一品です。
さらに、特製クッキー生地には道産牛乳がたっぷり使用され、チョコレートとの相性も抜群。ゆきだるま型に焼き上げられ、サクサクの食感が嬉しいポイントです。
パッケージデザインの背景
「ゆきだるま」のパッケージには、スキーで転んでゆきだるまのようになった子熊が描かれています。このデザインは、山親爺の初期CMからインスパイアを受けたもの。初期のCMでは、熊がスキーで転んで雪山を転がり、ゆきだるま姿になるというストーリーが描かれていました。この新商品にそのモチーフを使うことで、歴史を大切にしつつ現代に繋がる商品であることを強調しています。
商品詳細
商品名: 山親爺「ゆきだるま」
内容量: 1箱8個入り
価格: 1,180円(税込)
保存方法: 常温
販売開始日: 2024年12月5日(木)
販売店舗: 札幌千秋庵直営店(大丸札幌店と札幌三越店を除く)
伝統と革新の融合
千秋庵製菓株式会社は1921年創業以来、「山親爺」や「ノースマン」などの銘菓を手掛けてきました。2022年に北海道コンフェクトグループに加わり、百年の伝統を守りつつも新しい挑戦を続けています。この新商品「ゆきだるま」は、そんな挑戦の一環として誕生しました。
これからも「山親爺」は、地域の幅広い世代に愛され、北海道の土産として一層親しまれることでしょう。