株式会社スピークバディ、接客英語をサポートする新コンテンツを発表
訪日観光客が増加する中、観光業界における英語の重要性が高まっています。その中で、AI英会話アプリ「スピークバディ」を運営する株式会社スピークバディが、新たに「接客英語」に特化したコンテンツを提供開始しました。接客業従事者が必要とする実践的な英語力を身につけるサポートをするこのコンテンツは、訪日客に対する接客スキルを向上させることを目的としています。
2025年には4000万人超の訪日客を見込む
日本政府観光局の調査によれば、2024年の訪日客数は3686万人と過去最多を更新する見通しです。そして2025年には、円安や万博開催の影響も受けてさらに増加すると予測されています。このような状況下で、訪日客とのコミュニケーションはますます重要な課題となっています。特に、「英語が通じないことで困る」と感じる訪日客が多いため、接客業界では英会話力の向上が急務とされています。
新たに提供される「接客英語」コンテンツ
「接客英語」は、接客現場からのニーズを反映させた新しいコンテンツです。従業員が短時間で効率的に現場で必要な英語を学ぶことができる設計となっており、接客業界に特化したフレーズや表現が網羅されています。このコンテンツを通じて、具体的なシーンに基づいた会話が提供され、学習者はAIバディと共に実際の接客シチュエーションを模擬体験できます。
実用的な表現と学習プロセス
接客の基本表現を学ぶことができるように設計されたこの新しいコンテンツでは、例えば「May I have 〜?」や「Would you like to 〜?」といった頻出フレーズを使ったレッスンが届けられます。全17のレッスンが提供され、宿泊施設でのチェックイン時や食事の提供など、実際の業務で遭遇するシチュエーションを中心に学習が進められます。
生成AIを活用した学習体験
このコンテンツには、リアルタイムで会話を楽しむことができる「バディチャット」機能も搭載されており、生成AIを活用したリアルな会話が体験できます。これにより、学習者はより効果的にコミュニケーションスキルを磨くことが可能です。個人ユーザー向けだけでなく、法人ユーザー向けにも展開されており、無料体験期間の提供も行っています。
開発の背景と今後の展望
本コンテンツを開発するにあたり、多くの接客業従事者からのインタビューやデータ収集が行われ、実際の接客で役立つ表現とフレーズが選定されました。今後もスピークバディは、訪日客対応に必要な英語スキルを学ぶための新しいコンテンツを追加していく予定です。日本の観光業を支えるため、より多くの人々が自信を持って英会話を習得できるよう、取り組みを続けていきます。
この新サービスを通じて、訪日観光客に質の高い接客を提供するためのスキルを習得し、今後の観光業界における英語コミュニケーション力の向上に寄与していくことを目指しています。スピークバディでの学習を通じて、より多くの人々が世界との架け橋となり、訪日客にとって魅力的な日本を提供できるでしょう。