日本各地の特産品を世界に発信するPRイベントを開催

全国商工会連合会が、2024年10月16日（水）にANAインターコンチネンタルホテル東京で「The 1st All Japan Specialties Gala」という特産品PRイベントを初めて開催します。この特別なイベントは、駐日外国公館の外交官を招待し、日本各地の特産品や文化を披露することで、日本の中小企業や小規模事業者の新しい輸出チャンスを創出することを目的としています。

日本全国から集められた特産品が一堂に会するこのイベントでは、47都道府県それぞれのブースが設置され、地域の風土に根ざした食べ物や工芸品、観光名所の紹介が行われます。これにより、外国公館の方々がより深く日本を理解し、交流を深める機会を提供します。また、特に日本の「食」や「文化」に対する関心が高まっている中、海外からの注目が集まっているチャンスを活かす狙いがあります。

さらに、特に注目すべきは、能登半島地震の被災地を支援するために北陸4県の特産品ブースが設けられることです。そのブースでは、被災地の特産品のPRと販路拡大を目的とした活動が行われます。地域に根ざした支援が、イベントを通じて具体的に実施されることは非常に意義深いといえます。

イベントの開場は16:30から始まり、プログラムは17:00から19:30まで行われます。会場では、よさこいソーランや阿波踊りといった地域色豊かなステージイベントもあり、訪れた外交官や関係者を楽しませ、地域文化の魅力を直に体験してもらうことができます。これにより、物産の展示だけでなく、文化交流にも繋がることが期待されています。

今回の「The 1st All Japan Specialties Gala」は、全国商工会連合会がこれまでに取り組んできた中小企業や小規模事業者の輸出促進の一環です。これまでも、海外での展示会や商談会への参加を通じて一定の成果を挙げてきましたが、特に自ら海外に出ていくことが難しい中小企業にとって新たな機会を提供することが求められています。

全国商工会連合会は、イベントの成功に向けて、経済産業省や外務省などの政府機関とも連携し、各県の知事にも協力を求めています。特に、2024年8月には森義久会長が岸田前内閣総理大臣に協力要請を行ったことが注目されています。駐日大使など世界各国の外交官への影響力を強化するために、本イベントが引き続き成功し、日本の多様な文化と特産品の魅力が伝わることを期待しています。

このイベントに興味を持たれる報道関係者の方々は、事前登録を行うことで取材が可能です。詳しくは全国商工会連合会までお問い合わせください。