低コストで高性能な喫煙ブース「スモークポイントlille」の魅力
株式会社Fujitakaは2025年6月25日、水が必要な喫煙対策を強化するために新しい喫煙ブース「スモークポイントlille」を発表しました。2020年の改正健康増進法施行以降、受動喫煙防止のために多くの公共施設や企業で屋内禁煙が原則となり、喫煙スペースの確保が必要とされてきました。しかしながら、導入コストの高さが課題となり、多くの施設が未だ分煙対策に苦労しています。
スモークポイントlilleの特長
「スモークポイントlille」は、高性能な脱煙機能を備えながらも、これまでのモデルと比較して導入コストを約半分に抑えたエントリーモデルです。これは、従来の「スモークポイント」の機能を活かしつつ、筐体デザインを簡素化し、材料を見直した結果です。
この新モデルは、コンパクトなサイズ感とシンプルなデザインが特徴で、どのような施設にも調和する設計がなされています。利用シーンに応じて、2人用と4人用の2モデルを展開することで、適切な分煙環境を提案しています。これにより、多くの企業や施設が快適で健康的な喫煙空間を整える手助けとなることが期待されます。
高性能フィルターによる優れた脱煙機能
「スモークポイントlille」では、3層の高性能フィルターを採用し、タバコの煙や臭いをしっかりと除去します。総揮発性有機化合物(TVOC)の除去率は95%以上であり、廃棄粉塵量も非常に低く抑えられています。このような高い脱煙能力を持つため、屋外への排気が無くても、喫煙ブース内で快適に喫煙できるようになっています。ただし、2020年4月以降に新設された喫煙室は屋外排気が必要な点に留意する必要があります。
省スペース設計と簡単な設置
設置の面でも「スモークポイントlille」は魅力的です。必要天井高が2.2mと非常に低く、これにより従来モデルが設置困難だった施設でも導入しやすくなりました。また、組み立てが容易で、レイアウト変更や施設移転の際にも手軽に扱うことができます。ダクト工事が不要なので、テナントビルや地下など、さまざまな場所に設置可能なフレキシブルさも備えています。このように「スモークポイントlille」は、空間の有効活用にも貢献するでしょう。
今後の展望
「スモークポイントlille」の展開については、外食チェーン店やカフェ、大手企業オフィスへの販売を目標に、初年度に100台の販売を見込んでおり、積極的に販路拡大に乗り出します。また、外装オプションの展開も計画しており、特注カラーやガラス製デザインなど、施設の雰囲気に合わせた多様なニーズに応える製品を提供する方針です。
会社紹介
株式会社Fujitakaは、「省人化・ロボット化・次世代化」をテーマに、さまざまな分野で技術革新を推進しています。本社は京都市にあり、券売機の開発や無人ビジネスの支援、さらにドローンスクールの運営など、多岐にわたる事業を展開しています。これからも快適で効率的な業務環境の提供に努めていきます。
公式サイト:
Fujitaka