津山高専ロボコン優勝
2025-09-23 09:32:33

津山高専、SMART四国ロボットチャレンジ2025で優勝!革新的なロボット制作の裏側

津山高専、SMART四国ロボットチャレンジ2025での優勝を果たす



2025年8月23日、岡山県津山市の津山工業高等専門学校(以下、津山高専)は、愛媛県四国中央市で開催されたSMART四国ロボットチャレンジ2025に参加し、見事に優勝を成し遂げました。この大会は、自律移動型ロボットの性能を試すもので、モノづくりやプログラミングにおける地域人材の育成を目指しています。

SMART四国ロボットチャレンジとは



SMART四国ロボットチャレンジは、2000年に始まり、毎年多くの大学や高専、高校からチームが参加する盛大な大会です。この大会は地域社会とのつながりを大切にしており、全系横断演習という教育プログラムの中の一環として行われています。

全系横断演習について



全系横断演習とは、異なる専門分野を持つ学生がチームを組み、課題解決に向けてのアプローチを実践的に学ぶプログラムです。これにより、技術者としての専門的な知識を深めるとともに、問題解決能力やコミュニケーション能力を高めることが可能です。

SMART四国ロボットチャレンジの競技内容



今回の競技、"Self-driving Challenge 2025"では、ロボットが2分間の間にフィールド上のペットボトルキャップにピンポン球を配置し、その数で得点を競うものでした。ロボットには正確なライン上の走行能力とピンポン球の配置機能が求められました。

津山高専のロボットの独自技術



優勝した津山高専のロボットは、カラーセンサーを使用してライントレースを行い、黒ラインの上を正確に移動します。また、超音波センサーを用いてキャップを検知し、適切にピンポン球を配置する仕組みを搭載しています。さらに、6つのピンポン球を同時に搭載することができるストレージや、ピストン運動を伴うハンマー mechanism によって、一個ずつピンポン球を落とすことができます。

特に注目すべきは、超音波センサーを用いてキャップに近づく際のプログラムです。このプログラムは、ロボットがキャップの中心位置に移動し、ピンポン球を安定して配置できるようヘルプします。精密動作による得点獲得の可能性を広げる設計となっています。

学生の声



大会前の数日間、学生たちはロボットの調整に没頭し、大会当日はほとんど調整なしで本番に挑むことができました。一度ロボットがスタートすれば、ほぼミスなくピンポン球を配置できる結果に満足の声が上がりました。しかし、初期位置に関するプログラムの改良の必要性も認識しており、次回への課題として受け止めています。

他校の学生たちのロボットにも驚かされ、多くの刺激を受けたようです。次回はさらなる改良を行い、他チームに負けないロボットを目指すと決意を新たにしています。

津山工業高等専門学校について



津山高専は1963年に創設され、実践的且つ創造的な技術者を育成することを目的とした高等教育機関です。現在は4つの系(先進科学系、機械システム系、電気電子システム系、情報システム系)を有し、専門的な知識と異分野融合の力を兼ね備えたエンジニアを育成しています。また、国際社会で活躍できるような技術者の育成にも力を入れています。

教育方針と成果



本校では、教育の質を高めるため、全学科において豊かな人間性を持ち、複雑な社会問題に対する解決策を提示できる技術者の育成を目指しています。それにより、地域社会と密接に連携し、未来の地域人材を育てることを目指しています。

津山工業高等専門学校外観

教育機関としての津山高専はこれからも、技術者を育成し、地域と共に成長していくことに貢献していくことでしょう。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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