NTT-ATから新しいUSB小型急速充電器が登場
NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は、環境問題に配慮した新しいUSB小型急速充電器「GC065US110SW」の販売を2025年11月26日から開始することを発表しました。このモデルは、次世代半導体技術である窒化ガリウム(GaN)を活用し、パフォーマンスとデザインの両方を実現した商品です。
軽量・薄型設計のメリット
新型充電器は、従来の製品に比べ約2/3の重さである87gという軽さを達成しています。このスリムデザインは、携帯性に優れており、外出時や旅行の際にも簡単に持ち運べます。また、サイズは約15×46×85mmとコンパクトにまとめられており、カバンの中でも嵩張りません。
この軽量で薄型の設計は、ユーザーにとって大きな利点です。特にビジネスシーンや旅行には最適です。従来の充電器では、重量やサイズが課題でしたが、この新モデルはそれらの問題を解決してくれるでしょう。
高出力と多機能性
「GC065US110SW」は最大65Wの高出力に対応。USB-Cポートだけでなく、USB-Aポートも備えており、同時に複数のデバイスを充電できます。特に、USB-C単独使用時には最大65Wの出力を確保し、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどが同時に充電可能です。
USB-Aポートを使用すると、合計最大57Wの出力が可能となっているため、複数の機器を持ち歩く方にとっては非常に便利です。加えて、PSEやETLの認証も取得済みで、安全性にも配慮された製品となっています。
海外対応オプションも充実
充電器には折り畳み式のAC2極プラグが搭載されており、AC100~240Vに対応。さらに、オプションとして海外プラグ変換アダプタも3種類用意されています。これにより、イギリス、オーストラリア、フランスなど、様々な国で安心して使用することが可能となっています。
変換プラグはスライド式で、充電器本体にも安全に固定されるため、旅行に持って行く際も安心です。これにより、海外旅行やビジネストリップの際に悩みの種であったプラグの違いを気にする必要がありません。
環境への配慮と未来の充電ソリューション
NTT-ATは、GaN技術を活用したパワーエレクトロニクス向けトランジスタの開発に力を入れています。GaNは、従来のシリコンを越える性能を誇り、高出力・高耐圧・高周波特性を持ちながら低損失で動作します。これにより、次世代の低炭素社会に貢献するクリーンデバイスとしての役割が期待されています。
NTT-ATは、今後もGaN-HEMTを搭載した製品ラインナップを拡強し、利便性と環境負荷の低減の両立を目指していくとのこと。新しいUSB小型急速充電器は、その第一歩として非常に注目されています。
詳細情報と購入方法
「GC065US110SW」の詳細情報は、NTT-ATの公式サイトで確認できます。製品の価格については、同サイトからのお問い合わせが必要です。
興味がある方は、下記のリンクから詳細な情報をチェックしてみてください。
NTT-AT製品情報ページ
この新しい充電器が持つ可能性は、私たちのモバイルライフをさらに便利にするものとなるでしょう。