小豆島に新しい宿「囲み宿 こわね」がオープン
小豆島の土庄本町に、2025年4月1日に新たな宿泊施設「囲み宿 こわね」がオープンする予定です。この施設は、世界初となる「合同会社型DAO」を活用した資金調達スキームを取り入れています。
画期的な宿泊体験
「囲み宿 こわね」は、香川県の小豆島ヘルシーランド株式会社が手掛ける、特殊な一棟貸しの宿です。この宿は、DAO(分散型自律組織)という新しい運営形態を導入することで、改装や運営にバランスの取れた資金調達を行うことができます。この取り組みは、未来の宿泊業のモデルとして注目されています。
空き家の活用と地域振興
小豆島には約3,000軒もの空き家が存在し、その増加が深刻な問題となっています。「囲み宿 こわね」は、これまでに美術館や民泊として再生された空き家を活用した11番目の宿泊施設となります。DAO型スキームの導入により、更なる地域活性化を目指します。
施設の詳細
「囲み宿 こわね」は、1日1組のみを受け入れる二階建ての貸切タイプ。定員は9名で、4部屋が用意されています。小豆島の土庄港から徒歩25分、車では8分程度でアクセス可能です。そのコンセプトは「人と人とのつながりを再生する宿」となっています。
施設の特徴
- - オープン予定日: 2025年4月1日(火)
- - 部屋数: 2階建て、一棟貸切、定員9名(4部屋)
- - 所在地: 香川県小豆郡土庄町甲358
- - アクセス: 土庄港より徒歩25分、車8分
この宿は、特に夜の情景が美しいOlive BAR(仮)や土間露天風呂、中庭といったリラックススペースを有し、訪れる人々に恵みのような安らぎを提供することでしょう。
DAO型資金調達の仕組み
DAOはDecentralized Autonomous Organizationの略で、これにより、参加者が平等に運営に関与します。「囲み宿 こわね」では、仮想通貨やトークンを通じて利益配分を行い、出資者も運営に関わる仕組みが作られています。これにより、従来の金融機関に依存せずに資金調達ができる環境を整えています。
小豆島ヘルシーランド株式会社の取り組み
このプロジェクトを実現する小豆島ヘルシーランド株式会社は、1985年に設立され、オリーブを活用した健康商品を製造・販売しています。また、古民家を活用した宿泊事業や美術館事業を通じて地域振興にも貢献しています。
- - 社名: 小豆島ヘルシーランド株式会社
- - 所在地: 香川県小豆郡土庄町甲2721-1
- - 代表: 柳生敏宏
- - HP: 小豆島ヘルシーランド株式会社
新しい試みが地域に活気をもたらし、訪れる人々に特別な体験を提供する「囲み宿 こわね」。未来の宿泊施設の在り方として、どのように成長していくのか、今から楽しみです。