志摩グリーンアドベンチャーがDBJ Green Building認証を全国初取得
近鉄不動産株式会社が運営する「志摩グリーンアドベンチャー」(三重県志摩市)が、全国のグランピング施設として初めてDBJ Green Building認証「ホテル版」を取得しました。この認証は日本政策投資銀行が運営するもので、建物の環境性能や地域への配慮、ステークホルダーとの関係を総合的に評価する制度です。
この取り組みは、環境および社会への配慮が重要視される中で、宿泊施設としての新たなスタンダードを示すものとなります。志摩グリーンアドベンチャーは、息を呑むような英虞湾の景観を背景に、元はゴルフ場だった土地を活用して作られたアクティビティリゾートです。
大自然の中での特別な体験
施設の特徴は、満天の星空や美しい英虞湾の眺望が楽しめるグランピングフィールドと、アウトドアアクティビティが充実したアトラクションフィールドで構成されています。宿泊者には、大自然に囲まれた特別な時間を提供し、身体を動かすことでウェルビーイングの向上を図ることを目指しています。
この認証取得に際しては、いくつかのポイントが高く評価されました。
1.
Energy & Resources(環境性能)
- グランピング施設の建設には、旧ゴルフ場のクラブハウスを活用し、廃材量を削減。
- 照明設備はLED化し、節水型器具を導入して省エネルギーを実現。
2.
Community & Diversity(多様性・地域貢献)
- プライベートドッグラン付きの宿泊棟を用意し、バリアフリー設計を進めて多様なユーザーに対応。
- 自然とアトラクション施設を統合した唯一無二の宿泊体験を提供。
3.
Partnership(協働関係)
- CO2排出量の測定と開示、宿泊者への省エネ教育などを通じた企業のサステナビリティを追求。
未来への取り組み
このDBJ Green Building認証は、2024年にあべのハルカスの「オフィス版」再認証に続く成果であり、今後も近鉄不動産は環境に配慮した事業活動を推進していく方針です。この取り組みはSDGs(持続可能な開発目標)にも貢献しており、以下の観点で取り組まれています。
- - 雨水と中水の利用による水の循環(目標6:安全な水とトイレを世界中に)
- - 地域雇用の創出と観光の振興(目標8:働きがいも経済成長も)
- - ゴルフ場跡地の有効活用による地域活性化(目標11:住み続けられるまちづくりを)
- - 食品ロスの削減促進(目標12:つくる責任つかう責任)
- - エネルギー消費削減のための目標設定(目標13:気候変動に具体的な対策を)
このように、志摩グリーンアドベンチャーは単なる宿泊施設ではなく、地域と共に成長する持続可能なリゾートの形を追求しています。