投資詐欺撲滅を目指して
投資詐欺被害の急増を受けて、マネックス証券株式会社は啓発コンテンツを制作しました。2023年、日本国内で報告された投資詐欺被害の総額は278億円ですが、2024年にはその被害金額が約794億円に達する見込みです。これに伴い、被害が加速度的に拡大しており、巧妙な手口でターゲットに近づく事例が続いています。
投資詐欺の現状
近年、多様化する投資詐欺の手口により、無防備な投資家が狙われています。特に、アナリストや有名企業の名前を騙ることによって、信頼感を持たせ、大きな金額を騙し取る例が多発しています。実際にマネックス証券では、多くのお客様から「誰かが自社の名前を使っている」との問い合わせが寄せられています。これに強い危機感を抱いたのが、マネックス証券の担当者です。
啓発活動の強化
マネックス証券は、現在の状況を打開するために、投資詐欺の防止についての啓発活動を強化しています。特に、特定の個人が特定されないように実際の相談内容を基にしたコンテンツ制作など、実用的な対策を講じています。
その一環として、人気お笑い芸人の松原タニシ氏が脚本・出演を手掛けた怪談風のショート動画の配信を開始しました。この動画は、投資詐欺に関するリアルな問い合わせを元にしたストーリーが展開されており、視聴者に楽しみながら投資詐欺の危険性を伝える試みです。合計で3本の動画が連動しており、Instgramで公開されています。
Instgram動画
オウンドメディア「マネクリ」の記事
また、マネックス証券のオウンドメディア「マネクリ」では、過去に実際にあった詐欺案件の手口を紹介し、それに基づいた注意喚起が行われています。個人が特定されないよう配慮しつつ、詐欺に合わないための具体的な情報も提供されています。具体的な事例を知ることで、視聴者の皆さんにも警戒心を持ってもらうことが目指されています。
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今後の取り組み
マネックス証券は今後も、可能な限り多くの方に「怪しい」と気づいてもらえるよう、継続的に投資詐欺被害防止に努めていく姿勢を堅持しています。これからも投資詐欺被害に遭う人々が一人でも減ることを願っています。
詳しくはマネックス証券の公式ウェブサイトを訪れてみてください:
マネックス証券
マネックス証券株式会社について
マネックス証券は金融商品取引業者で、関東財務局長から金商番号165を付与されています。また、日本証券業協会や金融先物取引業協会など、複数の業界団体に加入しています。